思うところがあって、ここ数日間

アメブロを離れていました。この先

も続けるかどうか今の自分にもわか

らない。


今日の記事は面白くないですよ。

萌え要素ゼロ。文字ばかりです。

最初にお断りしておきますね。

やめるならここで止めてねウインク




ひとつだけ観終わったドラマの感想

を書こうと思います。

以前紹介したドラマ。


五分間ダイジェスト←よかったらグラサン

最終回予告←こちらから


亀梨和也くん主演ドラマ

レッドアイズ 監視捜査班





大陸ドラマにかまけて中々進まない

日本ドラマが溜まってしまいました。

時間が空いた分、ゆっくり鑑賞する

ことが出来ました。

うん、日本のドラマ。中々面白い!

最近とかく軽い恋愛ものが多い印象

で敬遠しがちだったけれど、こうし

てみると息を吹き返して来ていると

感じますね。その中でもこの作品は

特に良かったと私は思っています。


恋人を惨殺された警察官伏見が監視

捜査官として凶悪犯に挑む事に。そ

の中で恋人を殺した人物に行きつく

過程が描かれ実にスリリング。

アクションシーンや監視カメラのハイ

テクさもさることながら、出てくる

人物全ての、心理的な葛藤や苦悩が

組み合わさってドラマが激しく展開

していくのは刺激的だった。



毎回ストーリーの中のテーマになって

いたであろうキーワードとなる言葉

が最後に紹介されるのだけど、これが

刺さるものばかりなんです。



確か以前の記事には第二話にあった

ジュリアス・シーザーの名言。

およそ人間は自分が信じたいと望む

ものを喜んで信じるもの

と書いたと思います。

伏見が、自分と同じ境遇にあったと

言う犯人の言葉を信じてしまった為

に失敗をしてしまうんです。心の傷

につけ込まれてしまったんですよね。


毎回こうしてドラマの背骨となる、

有名な言葉が出てくるんです。


愛には中間が無い 壊すか救うかの
どちらかだ ヴィクトル・ユーゴー

愛する者よ、自ら復仇するな、ただ
神の怒りに任せよ 新約聖書より

善と悪の境界線はすべての人の心の
中にある アレクサンドル・ソルツェーニン

過ちはそれを正すことを拒否しない
限り間違いにはならないオーランド・A
バディスタ


など様々。一話観終えるたびに

こんな言葉がグサグサと胸に刺さって

くるんです。でもこれ。。。


どれも愛ある戒めじゃないだろうか。



また、ドラマの中で何回も使われる

台詞がある。

自分の感情に正直になれ


一瞬ポジティブな印象に受け取れる。

そうじゃない、その感情とは自分の

深層心理の中の無意識な感情。

自分では気づいていない、気づこう

としない無の部分。犯人はそこに

つけ込み人々を化け物に変身させて

利用し己れの楽しみにする。コワ!


最終回。犯人である鳥羽を追い詰め

た伏見は彼の言葉の挑発に乗せられ

鳥羽の命を奪おうとしてしまう。

警官としてではなく恋人を殺された

犯人への憎悪だけで突き動かされる

わけです。その憎悪の炎に薪をくべる

ことで快楽を得る鳥羽の惑わす言葉が


〜自分の感情に正直になれ、お前の

中の怪物を解き放てー!!〜


いや、みんながそれをしたら世の中

終わっちゃう!


なんという化け物、サイコパス人間。


ギリギリのところで伏見は我に帰る

ことが出来た。恋人の残した言葉が

心の闇の淵に立つ彼を呼び戻したんで

す。

こうして罪を犯さずに済んだ伏見は

事件解決とともに警察を去るわけ

です。恋人との愛を胸に抱きなから。



深淵を覗くとき深淵もまたこちらを
覗いている

第一話と最終回に出てくる言葉。


ドイツの哲学者フリードリヒ・ニー

チェの著書にある有名な一説。


怪物と戦うものは、その過程で自ら

が怪物にならないよう用心したほう

が良い。あなたが深淵を覗いてい

ると深淵もまたこちらを覗き込んで

いるのだ。


深淵とは、人の心の奥の深いところ

にあるもの。無意識とか空虚なもの

と捉えたら良いのか…な?


伏見の場合は、復讐と憎悪。犯人の

動機はこれもまた妻を自死に追いや

った組織や人間に対する憎しみによ

るもの。憎むべきもの、本当に恐ろ

しいものとは、人の心の奥の奥に

誰もが持っているそんな無の意識で

ありそこをまんまと操られてしまう

弱さ、愚かさ。

21世紀になっても人ってずーっと

アナログ

なんだよねぇ。。。




似た意味を持つ言葉は

ミイラ取りがミイラになる

これの方がわかりやすい例えですか

ね。


誰かを連れ戻しにいったはずが戻っ

てこない。誰かを貶めたはずが自ら

同じ目に遭う。懐柔したはずがいつ

のまにか逆に抱き込まれる…

いつのまにか自分の立場が逆転して

しまう。。



己れの心の奥、無意識の負の感情に

気をつけた方が良い。そう思いつつ

深淵からこちらを覗きこんでいる

見えない自分自身と入れ替わって

しまう愚かさ。



人は弱いですね。その弱味につけ込ま

れれば簡単に罪を犯すこともある。

何かを傷つけることになる。

けれど深淵にはまらない術を持って

いれば、己れを客観視出来るのなら

人は間違いを犯さずに済むんですけど

ね…

人ってずるいですから、自分に甘い。

その甘さが思考を狭くする。己れを

客観視することをしない。自分は

どうなの?ちゃんと出来てる?

私は今立ち止まってこの数日間それ

を考えているところなんです。。


自分の周りで起きることって、自分

のせいだって思ったら気持ちが楽に

なりますよね。だって自分が変われば

周りも変わるってことだから。

でも、誰かのせいだと思うことしか

出来ないのなら何も変わらない、変

えることは出来ない。


相手に求めてはいけない、責めても

解決にはならない。自分はそれほど

の優れた人間ではない。世の中全て

の人がそうならば全て丸くおさまる。

争いなど起きない。


親しい人が、貴女は傷ついたんだ

ねと言った。そうか、私は傷ついて

いるんだ、だからこんなに苦しい

んだ…そこに気づいていなかった。



このままじゃ化け物になってしまう。

無の感情に薪をくべられ続けてしま

う。その快楽のために壊れたくない。




そんな訳で、一回外に出てみること

にしました。なんのことかわからな

いかもしれませんね。私は自分が楽

しむ為にブログを綴ってきました。

陳情令という素晴らしいドラマに

出会い、素晴らしい才能の持ち主たち

を観ていたくて。私から見える景色

は私だけのもの。私の見る美しい景

色を誰も踏みにじらないで欲しい。

領海侵犯。内政干渉。

どこぞのお国がやっていることと

同じです。自分の領域だけに居れば

良いはなしです。



ドラマから逸れてしまいました。

亀梨くん、私の中でのこれまでの

イメージはナルシスト全開のアイド

ル、かな。ただメンバーが次々と

脱退するなど苦労も経て、学ぶこと

が多かったはず。バラエティでの

明るく柔和な人柄や野球大好きで

玄人はだしなところ。ステージに

立てばキラキラと眩しいオーラを

放つ。今回演じた伏見という人物

も、マーシャルアーツを思わせる

アクションは素晴らしかったし、

心境の表現など役者としても良い!

上手に大人になりましたよ。



このドラマ、終わったと見せかけて

まだ続きがあるようなラストだった

ので楽しみに待つことにします。

ここは日本ドラマの良いところ。

尻切れとんぼにはならないから。

大陸ドラマにありがちなやっつけ

仕事はしない。パート2に期待です。




高嶋政伸氏は、悪い役が定番になり

ましたよね!「姉さん事件です!」

って頃の爽やかなイメージがすっかり

無くなりました。役者さんもこうし

て年月とともに変わっていくものな

んだと思います。

今がきっと一番の旬である大陸の

二人の明星が、これからどう成長し

変化していくのか見届けたい。そこ

は変わらない気持ちでいます。ただ

今はまだ遠くで見ていたい。正直、

彼らを取り巻く環境であったり、

ここの空気感の変化について行けな

くなった自分が居ます。


私、こんな歳になってもヘタレなの。

すぐに凹むしそうかと思えばすぐ

忘れる。困ったBBAです。しかーし

ヘタレなことに気づくことも忘れた

頭ガチガチのく○BBAにだけはなり

たくないのでこれからも人間臭く

ヘタレていきたいですー!






久しぶりの更新だというのに、全然

楽しくない中身でごめんなさい。


またそのうちに顔を出すかもしれま

せんニヤリもしほんの少しでもおかえり

〜と言ってくださる方がいらしてく

ださるのなら嬉しいですけど…これ

ばかりはね。。



最後までお読みくださった方、本当

にありがとうございます❗️


ではまた流れ星





写真動画は番組公式インスタより

お借りしています。