ドラマ陳情令スピンオフ映画を
観ました
武闘家の兄と違い、風流を好み学問
清河の一大事を論じる兄に対して
聶氏の次子がそんなことで務まるの
そーですねー、この金光瑶さんの
兄は自分を見下していると荒れる
こ、怖いですね〜
祭刀堂に入ることは出来たが、刀霊
手分けして別の部屋に向かった懐桑
しかしそこで、刀霊を封じるために
まずは刀霊の均衡をとることが先だ
主墓室へ続く吊り橋が崩れ谷底へと
兄の力で地上へ戻った懐桑だが。
命を賭して救ってくれた兄を見捨て
ようやく谷底で再会を喜ぶ二人。
心を修める、刀を修める。兄は自ら
大人になるにつれに薄れかけていた
宗主として清河を守ることに必死で
刀霊の魔力は破壊的な強さだったが、
そこでようやく真実を悟るのだった。
ここから聶懐桑の実に念入りな、そ
〜乱魄〜
同じスピンオフ映画生魂とはひと味
違うテイストでした。
なぜ。
聶懐桑が手の込んだ企てをすること
になったのか。。
ネタバレあるので知りたくない方
は…よろしくです
物語の時期は、不夜天で魏無羨が命
を絶ったあと、莫玄羽に献舎を受け
る数年前だと思われる。
清河聶氏の歴代宗主の刀をまつる
祭刀堂に盗賊が入ったことで封印が
破られ均衡が崩れたため凶暴な刀霊
が暴れだした。
聶氏宗主の聶明玦は刀霊の均衡の
修復を図る為、又聶氏の祭刀堂の
秘密を打ち明ける機会にしようと、
弟の聶懐桑を同行させようとする
ところから物語は始まる。
武闘家の兄と違い、風流を好み学問
肌の弟。素晴らしい水墨画を描いて
いる。春画だけが趣味じゃなかった~
清河の一大事を論じる兄に対して
同行することを断固拒むが。
聶氏の次子がそんなことで務まるの
か、と大事な絵筆を折られてしまう。
元々実直で武闘派の明玦であったが
このところは心身のバランスを欠く
ことが多くなって益々気性の荒さが
目立つようになってきていた。
だってだって…
邪心音のせいです。明玦はじめ聶氏
には恨みつらみたんまりあります。
赤鋒尊にはツラい仕打ち受けたとは
いえこの人物の執着心はいったい
どこまで続くのやら。
兄は自分を見下していると荒れる
懐桑だが光瑶にまんまと乗せられて
祭刀堂へ行くことになってしまう。
一行を見送りながらほくそ笑む光瑶…
こ、怖いですね〜
したたかなやつめ！
祭刀堂の手前、行路嶺で人を襲い
血肉を食べる纒人藤に襲われる一行
纒人藤と戦う明玦だがそこでまた
気が暴走し始める。加えて懐桑の笛音
により、傀儡のまぼろしに騙されて
部下を殺してしまうのだった。
だからそれ吹いちゃダメなんだよ
祭刀堂に入ることは出来たが、刀霊
が放たれたことでよりパワーアップ
した纒人藤に襲われてしまう明玦。
配下の者と共に陣を張り迎え撃つ
が中々手強かった。CGがとても
綺麗なの！
一方。
手分けして別の部屋に向かった懐桑
はその学識を発揮して見事に崩され
た陣をたて直すことに成功してみせ
自分は兄の言うような役立たずじゃ
ないと自信を抱く。
しかしそこで、刀霊を封じるために
人のいのちを犠牲にしていると知り
誇り高い聶氏が生贄を利用するとは
邪道ではないかと兄に猛反発してし
まう。代々刀霊には悪党の骸を捧げ
てきたとの答えに、悪党は人ではな
いのか？人の生死を決められるのか
？祖先の方法なら過ちにも従うのか
と食い下がる懐桑。目の前で一門の
命が犠牲になるのを目にした彼は、
どうしても兄の考えに沿うことはで
きない。懐桑が初めて自分の意思を
強く示した瞬間だった。
中々熱い意志を持っていたんだね〜！
知らぬ存ぜぬの二若君さん！
まずは刀霊の均衡をとることが先だ
と主墓室に向かう一行だが懐桑の兄
への反発は止まらない。
落ちてしまう懐桑！明玦は自ら飛び
降り、体を張って弟を助けるがその
代わりに谷の底へと落ちてしまう。
兄の力で地上へ戻った懐桑だが。
命を賭して救ってくれた兄を見捨て
ることは出来ない。まるで親友で
あった魏無羨の精神をそのままに
見ているかのよう。。
部下の制止をふり切り谷へと飛び込
む懐桑…
ようやく谷底で再会を喜ぶ二人。
そこで初めて心を割ってお互いの
気持ちを明かし合う。
心を修める、刀を修める。兄は自ら
刀を修める笏(?)を取り弟にもう一方
を渡したのね。弟の性格をよくわかっ
ていた兄。
大人になるにつれに薄れかけていた
仲の良い兄弟だった頃を思い出す。
宗主として清河を守ることに必死で
あった兄の気持ちをようやく理解
したのね。自分の命が長くないこと
を悟っている兄はここで弟が立派な
宗主となることを確信したはず。
あれほど強かった赤鋒尊がとにかく
泣くの。一族の長として走り続けて
きた自負を無くし、弟を巻き添いに
してしまった後悔。実はとても心の
優しい人間だったんです。清河を
守りたい一心で戦い続けてきたん
ですね。
そこは鎖仙閣といって、代々の宗主
が刀霊の呪いを受けて気が暴走する
自らを封印するための場所だった。
再び外へは出られないと兄は諦める
が懐桑の機転により地上へと戻ること
ができた二人だった。
刀霊の魔力は破壊的な強さだったが、
明玦と配下の死闘の結果ようやく封
印することができたのだが…ここで
でも兄を援護しようとした弟の邪心
音によって傀儡のまぼろしをみた兄
は一番大事な部下をも殺してしまう。
大きなショックを受ける明玦。
残ったのは兄弟ふたりだけだった…
その後、陳情令の中にあるように
聶明玦は気の暴走により他界。
悲しみにくれる懐桑。しかし…
そこでようやく真実を悟るのだった。
ここから聶懐桑の実に念入りな、そ
して恐ろしいほどの仕返し劇が幕を
開けるんですね。
全ては大事な人を失った悲しみという
土台の上にある復讐。
邪心音の秘密を知ったとき、懐桑は
魏無羨の運命をも悟ったんですね。
兄と親友、そこに関わる多くの犠牲
者の復讐を一手に担おうとした。
懐桑を恐ろしい人間というには少し
心が痛む。笑顔の裏の憎悪。憎悪の
後ろの沢山の悲しみ。聶懐桑という
人の生き様に心をギュッと掴まれて
しまった映画乱魄でした。
エンディング曲、名歌手阿云嗄が
歌う清河诀が沁みます。
乱魄には魏無羨も藍忘機も一切出て
きません。でも私の中には常に二人
がいました。陳情令の曲もここでも
流れましたよ。
生魂と同様に、画像や装置のグレー
ドが上がっていますね。魏無羨と
藍忘機が入った祭刀堂って、実は
あーんなに広くて立派だったんだ
〜
CGのクオリティも断然違う。
CGのクオリティも断然違う。途中アニメ⁉️って思う仕掛けもあ
り⁉️ってなりましたが、それもまた
楽しめる要素だったと思います。
で。
私も最初間違っていたんですけどね…
生魂と乱魂
だと思っていたの。
乱魄でした。
メガネしても気づかなかった。
紛らわしー
何故区別したのか。
意図があるのでしょうけど。難しい
魂魄という言葉がある。道教や伝統
中国医学における霊の概念。
どちらもたましいの意味。
魂とは精神を司る陽に属し天に帰し
魄とは肉体を司る陰に属し地に帰す
少し意味が違うらしい。
うーん。。なんとなく…なんとなく
わかる気がしませんか？
益々陳情令の深い深い沼から出られ
ません
全部をネタバレはしていないはず
で見所はもーっと沢山あります！
解釈や感想は全て私の見解ですので
作り手さんの意図するものと違うか
もしれないし観た方が全然違うよ〜
って思うかもしれませんよね？
是非観ていただきそれぞれの見方で
楽しみましょうねー
長々とお付き合いありがとうござい
ました❗️