福利厚生の一つに、PDL(Professional Development Leave)というのがあって、申請すれば上限はありますが、自己研鑽のための研修や勉強会に有給でいけます。

 

 

とても融通のきく制度で、研修だけではなく、例えば心臓のオペが見たいとか糖尿病の専門看護師がやっているプログラムや患者指導が見たいといった、病院内の他部署の見学にも使えるので、この制度を使って、うちにも1日検査や治療を見に来る病棟看護師さんが結構います。

 

 

検査・治療後のケアを病棟でするので、実際どんなことが行われているのか見たいとやってくる人がほとんどなのですが、昨日来た人はちょっと違った。

 

 

大体、皆さん1日見学なのですが、その人は2日間見学を希望。

 

 

さらに、

 

 

セキセイインコ青検査・治療を見たいというより、ここで看護師がどんな仕事をしているのか、それが自分にできる事なのかを見たいんです。

 

 

おや?

 

 

休憩時間に上司と話していると、

 

 

くま彼女は、病棟でもよくできる中堅ナースなんだよ。ただ、バーンアウトしかかってね。彼女のような若い人材を潰さないように、何とかしてあげたいんだけどね。

 

 

なるほどー。うちには1年間の新人プログラムがあって、それに申し込むかを悩んでいたようです。

 

 

どんなことがしんどくなっているのかなぁと思って、話しを聞いてみると、

 

 

セキセイインコ青夜勤ですかね。体がしんどいっていうのもあるけど、医師もいない状況で判断を求められたりするのがほんとストレスで。

 

 

そっか、中堅ナースで夜勤のリーダー業務もあるもんね。新人の頃とは違う責任やしんどさがあるよね。

 

 

セキセイインコ青師長にプログラムに参加したいって言うのが気が重いんですけどねー。すでにうちの病棟のJさんがここに来てるでしょ。私もって言いにくくて。

 

 

実は、同じ病棟からうちに来てる人がいるんです。それもここならではの制度があって、その病棟に籍(契約)を残したした状態で1年間だけ出向っていう形で来れるんです。なんじゃそれーって最初は思いましたよ。

 

 

新しい病棟に合うか合わないか見極めてから辞められるし、プログラム中は1年間の契約雇用形態になるので、万が一うちで継続契約がもらえない時に病棟に戻れるっていう保険になる。転職希望者にはありがたい制度です。

 

 

確かに師長さんには言いにくいだろうけど、色々な選択肢がまだ残されているっていうのはいいこと。

 

 

うちは魅力も多い部署なんですけど、夜勤や休日勤務がないのでお給料が減ってしまうことが、病棟勤務の人達には一番のネックになってしまいます。特に、物価高で生活費もかかりますしね。

 

 

転職活動も難しいキョロキョロ