4月末、ツバメが我が家に巣を作りました。
5月の上旬、日本から戻ってくると、すでにヒナが生まれていました。まだ、目も開いてないし、羽毛も生えてない
1週間程で黒くなった!
そして、頭をぴょこっと出して餌を親からもらいだしました。
最初は警戒心ゼロで、窓のロックを外す音でも、サンがはしごに上って近づいても餌がもらえると思って、無邪気にぴょーんって飛び出してくる姿が可愛かったです
3-4日もすると警戒心が生まれて、物音がすると、すっと巣に隠れるようになりました。
「家主に愛想ふりまかんとは・・・」
「警戒心が生まれたのは、成長よ、成長」
愛嬌があって可愛かったんですけどね。厳しい自然で生きていくには、あれではちょっと困ります
親が毎日、何度も餌を運んできて、
あっという間に、巣に収まらないくらい大きくなりました。
すると、巣立ちを促すように、3-4匹のツバメがくるくると巣の周りを飛ぶようになりました。親ツバメは他のツバメをどこから呼んでくるんだろう。親戚のおじさん?おばんさん?ママ友?
それでもなかなか飛び立つ様子はなかったのですが、巣の上でパタパタと羽ばたきの練習を始め、ついに巣立ち!
すぐにいなくなるのかと思ったら、最初は柵の上で親からまだ餌をもらっているし、夜は巣に戻って来て寝てます
明け方、上手く飛べなくて窓に激突してきたこともあり、まだまだ巣の外ではよちよちなのかなぁ。
昼間はせっせと飛ぶ練習をして、夕方には戻ってくるのを繰り返して5日目。ここ数日、普段は見なかった猛禽類が家のまわりを飛ぶようになって、襲われないといいけどなと心配する日々。
そして、もうそろそろ夜、巣に戻ってくることもなくなるのかなと思っています。巣作りから2ヶ月弱。可愛らしい姿で楽しませてもらったのですが、
「来年はなしかな」
え?
「だって、掃除するのおれやもん」
一応、下にブルーシートを敷いてましたが、壁や床がフンだらけ巣立ちが終わったら、家主のお掃除始まります。