昨年、初めて星野リゾートさんの温泉旅館『界』に両親と泊まって、とてもいい時間を過ごさせてもらい、他の『界』にも行ってみたいねという話しになっていたので、『界』がある霧島をメインに旅行の計画を立てました。

 

 

全室から桜島が見えるらしい。最初は全然わからなかったけど、うっすら確かに見える目とても霧島らしい景色だそうです。霧の島ですもんね。

 

 

ちょっと想像してた初見とは違いましたが、翌日は桜島に行く予定にしていたので霧島ではこれでよしとしましょう。

 

 

 

<お食事>

小さな器で少しずつその土地のものを味わうことできるスタイルがとても気に入ってます。

 

左真ん中の赤い入れ物は、薩摩藩主島津家の家紋のデザインが、光で中に映し出されるという演出。日本の料理は器も大事、目でも楽しませてもらいました。

 

 

 

<お風呂>

離れにあるお風呂には、無人スロープカーを使って行きます。途中にある休憩所に着いて、そこからは歩いてお風呂がある建物へ。

 

 

露天風呂が、屋根もなく囲いもなくて、今までで一番開放感のある露天風呂でした。開放感ありすぎて、外に出た瞬間一瞬タオルで前隠したよね(笑)。

 

 

<演舞ー『天孫降臨』>

なんとホテルスタッフが毎晩、天照大御神の孫二ニギが地上に降りてきた神話の演武を披露してくれます。

 

通常業務以外にもこんなことまで・・・と思わず彼らの労働状況を心配してしまいましたが、なかなか演舞なんて見ることがないのですごく楽しませてもらいました。

 

 

この日行った霧島神宮がこの二ニギを祀っていたとか、あちこちにあった天狗だと思っていたお面がサルタヒコという神様だったとか、観光の答え合わせみたいになっていました。

 

旅行後、友人に誘われて別の神社にも行くことになって、これまであんまり誰が祀られているとか気にしたことなかったなと思ったのと神話が気になって、今回の帰りの飛行機のお供はこちらになりました。

 

 

面白かったです。因幡の白兎とかヤマタノオロチとか知った話もあって、「あ、これ神話だったんだ」と今更知りました。日本が神様と切っても切れない関係なのが分かる気がする。あちこちに神社ってありますもんね。

 

 

翌日は、鹿児島に着いてからずっと見たかった桜島。ゴールデンウィークでフェリーが混んでいる情報が伝わってきていて、1時間待ちをどう回避するかと頭をひねっていると、フェリーを使わず、桜島の後ろ側から車で上陸できることが分かったので、経路を変更して車を走らせました。

 

 

活動中なのがよく分かる。あんまり後ろ側からの写真って見たことなかったので、皆でテンション上がりました。

 

島内散策。

 

 

色々な角度から桜島を楽しめました。

 

 

最後にフェリーから。

 

 

噴火の被害とか、自然災害の元でもあるんですけど自然の恵みもある。そこに神様がいるっていう昔の人の思いってなんかしっくりくるなと思います。

 

 

2日目のお宿は、大浴場付きのリーズナブルなホテル。スーツケースを広げる場所もなくて少々手狭だったのですが、大浴場からは桜島がキラキラ

 

 

桜島尽くしの1日でした。