タスマニア旅行3日目
Launceston(ロンセストン)の朝もパン屋さんから。大きな町なので、パン屋さんもお洒落。やっぱり、タスマニアのパンって美味しいんです。なんでだろう。
せっかくなので、タスマニア産のヨーグルトをスーパーで買って、朝ごはんのお供に。甘すぎず、美味しかったです。
タスマニアの町並みが可愛い理由の一つが、れんが造りの家にえんとつが付いていること。
タスマニアでならサンタクロースも信じられる
ヨーロピア〜ンなかんじと海辺のかんじ。色々な顔を持つ町でした。
冬のアイテム、手袋を持っていないサン(日本においてきた)。Kマートがあったので安い手袋を探しに行きました。見つけたのは、この寒い土地でなぜか指先がない手袋
こんな寒いとこでおかしいやん。絶対指付いたやつがあるはずやから聞いて。
と信じられないサンのために店員さんに聞くと、「指なししかありません」とバッサリ。ないよりマシかなということで、お手頃価格の$2で購入。
ここから、この旅の第二の目玉、Cradle Mountain (クレイドルマウンテン)に向います。
1年のうち11ヶ月は悪天候といわれるこの山の天気予報は、雪。車が雪道を走れるものではないので、雪が積もったり、道路が凍ったら行けません。でも、せっかく来たので行ってみることにしました。
羊だけじゃなく、牛も増えてきた。
遠目で見るCradle Mountain
上に行くと植物も変わってきます。道路も大丈夫、上がっていけます。
ビジターセンター到着!入園料は、$10払って昨日の入園料からアップグレードされました。
Visitor Centre @ Cradle Montaine
ここからシャトルバスに乗って色々なトレイルに向うのですが、外に出ると突然ものすごい吹雪 皆さん分厚いダウンや上下のウインドブレーカーを着ていて、準備万端。
この冬の地にフリースでやって来て、なぜか風よけのものを一切持って来なかった私 風がフリースを突き抜けて冷たい空気が肌に突き刺さるように感じる上に、雪でフリースもどんどん濡れてくる。
むり、むり、むりーーーー!!
中止が頭をよぎる。ここまで来たのに
とりあえず、ビジターセンターの隣にあるカフェでビーフパイを買って、車の中で腹ごしらえ。
ちゃんとウインドブレーカーを着てきたサンに、
どうする?行く?行かへん?
と聞かれても、行ける気が全然しない
おれ、ポンチョ持っとうで。
ポンチョ?
雨が降った時用に、折り畳み傘とカッパになるアウトドア用のポンチョ(以前仕事で使ったことがあるらしい)を持ってきていた準備のいいサン。さすがっす
藁にもすがる思いで着てみると、あれ、あれ、温かい!!薄っぺらい素材なのに、風を通さないだけで全然体感温度が違う!!
これなら行ける!!ということで、吹雪の中トレッキングへ。
トレイルの入口に着くと、更に風と雪がひどくなり、景色どころか前も見えない 絶景ポイントもこんな感じ。
天気がいいと、こうなるらしい。
Dove Lake(画像お借りしました)
奇麗な景色はお届けできませんが、この雪の中踏ん張ったのは、どうしても出会いたいものがいたから。さらにシャトルバスに乗って、次のトレイルに行くと・・・。
いた、いたーー!!
ブッシュに紛れて、ムシャムシャ食べてる。
からだに積もった雪も気にせず、ムシャムシャ。野生のウォンバット 可愛い
流れている小川も水がすごく奇麗 寒かったけど、来てよかった。
クレイドルマウンテンにはロッジがあって、割とお手軽値段で宿泊できる所もあったのですが、道路が凍ってしまったりすると身動きが取れなくなるので、ここでの宿泊は諦めて、車で1時間程の距離にあるDevonport(デボンポート)に移動しました。
ここは、メルボルンとタスマニアを結ぶフェリーSpirit of Tasmaniaが発着する場所です。
出航前のフェリー
晩ご飯は、シーフードプラッター
揚げ物最小限
宿のモーテルは、なぜかドアに隙間があってすきま風が でも、電気毛布付きで、ポカポカ暖かく眠ることができました。