私は今、二人の子供の子育て真っ只中なのですが、我が母のことを思い出すと、本当に強い人だったなと思います。そして、自分も子供を産んで、随分たくましくなったなと。もちろん見た目的には産む前からたくましかったのですが、精神的にもたくましくなったなと
我が子はまだ3歳と1歳なのですが、上の子が生まれたときは初めての妊娠・出産、そしていきなり母親に。妊娠中に母親教室なるものにも通っていましたが、今思うと、もっと実用的なこと教えてほしかった…と思ったことが何度もあります。あまりにも自分が無知だったなと
例えば授乳。母乳って、出産したらみんなばんばん出るものだと思ってました…。それが大きな間違いですね。私、出にくかったんです。そして、赤ちゃんはお腹がすいたら勝手に吸って、ごくごく飲んでくれるもんだと思ってました。(多分、ほとんどの赤ちゃんはそうなんだろうけど…。)夜中も2時間や3時間おきに必ず起きて授乳?!聞いてないよ~と何度涙したことか。出ない母乳を必死になって飲まそうとする私、吸うことに疲れて眠ってしまう我が子、それをまた起こす私、何やってんだろうと…。やっとなんとか母乳が終わったら、今度はミルク。授乳に1時間くらいかかってました。自分の出産した産院は母乳育児推奨で、今思えば完全に母乳神話に振り回されていたような気もします二人目からはもう母乳にこだわることをやめて、もう少し気楽に混合育児できましたが…。
いとこが私に言ったある一言。「出産して当分は、自分は裸族と思え」と。なるほど。確かに、ずっと授乳してる気さえしていたあの頃。
そして我が子、上はミルクを嫌がり、下は母乳を嫌がるという始末…下のお子に関しては、もう5か月で泣く泣く完全ミルクにしました。断乳がどれだけ大変だったか…。今までたくさん出るようにと気を使って努力してきた母乳、今度はそれを止めるための努力。複雑…。でも素敵な助産師さんと巡り合えて、1か月で無事乳腺炎にもならずに最盛期からの断乳を完了することができました。完全ミルクになると淋しくて涙も出たけれど、時間がたつといつの間にか「ミルク最高!授乳にかかる時間、短縮♪」と思えるように。母乳で育てたくても、子供からNo!と言われることもあるんですね…。
上の子がミルクをなかなか飲んでくれず苦労して、哺乳瓶を変えたり、飲む姿勢を変えたり、色々へんてこりんなこともたくさんチャレンジしてきましたまたその内容はいつか書けるといいなぁと。
とまぁ、こんな風に授乳一つとっても、母親教室でもらった教科書通りには全くいかなかった私です。とりあえず、今日はここまでにします。
おやすみなさい…