今日から12月。
クリスマスイブまであと23日。
というわけで、クリスマスの思い出でも語っていこうかと思います。
まずは、子供の頃の思い出。
家では毎年、クリスマスイブの夜は
大きな鶏モモを1人2本。
お父さんとお母さんが2人で、
塩コショウして、包丁で叩いて、
フライパンで焼いて。
それを食べた後は、クリスマスケーキの登場。
クリスマスは近くのスーパーで注文して
イブにお母さんが買ってきていたんですが、
ケーキの上には、
砂糖でできたサンタさんと
チョコレートのお家と
メリークリスマスと書かれたチョコレートプレートがありました。
毎年、サンタさんは兄が、チョコレートのおうちは私が
プレートは妹が食べるというふうになっていました。
その年のクリスマスも例外ではなく、
チョコレートのお家とケーキを楽しみにしていました。
いよいよケーキの登場
「メリークリスマス」
の声とともに、
父がシャンメリーのフタを勢いよく抜く
パーン
という音とともに
バリーン
というとてつもない音。
その音とともに真っ暗になった部屋。
・・・・
一瞬の沈黙のあとに突きつけられた現実。
なんと
父が放ったコルクが
蛍光灯を直撃
一瞬にして、蛍光灯の破片がケーキの上に
固まる子供達。
片づけをする母に私が言った一言。
「サンタさんのお家には硝子乗ってないから
食べてもいい?」
どうしても食べたかったチョコレートのお家が、
食べられないと分かったときには、
結構泣きましたね
時はクリスマスイブ
もう、クリスマスケーキなんて売ってないし、
お店もほとんど閉まっている時間。
一件だけ開いていた
お菓子屋さんで普通のケーキを買って
一応クリスマスしましたけど、
なんとなく、残念さが残るクリスマスでした。
今考えると、
一番ショックだったのは、多分お父さん。
楽しみにしていた子供達の笑顔を
自らの手で奪ってしまったんですからねぇ~・・・
そう思うと、お父さんがちょっと可愛そうな気がします。
今となればいい思い出。
一生忘れられないクリスマスケーキの思い出です。