あることがきっかけで、
何かに依存することを極端に嫌がるようになった私。
だから今は、「何者にも依存しない」という感覚で生きている。
先日、友達とこんな話をしていた。
「自分が夢中になれるものがないと
毎日がつまらない気がする」
異動が決まった後輩が
日々の癒しが欲しいと言っていたことから
そんな話になった。
友達は、夢中になれるもの
「特にない」と言う。
夢中になれるものがなくて
非常に色あせた日々を送った経験のある私は
夢中になれるものがない人生など
本当につまらないものだと思っている。
「じゃあ何をしてると気が楽しいの?」
友達は
「その時、例えばテレビで面白いドラマやってるとか、
洋服好きだから、カタログ眺めてるときとか」
人にはいろいろ好きなものがあるけれど、
そういった、日常に転がってることで
満たされる人もいるんだなとそう思った。
・・・ってことは・・・
夢中になれるものがないと
生きていけない私は結局、
夢中になれるものに依存して生きているのかな?
なんてことを考えた。
な~んだ。
結局そうなんだ。
あはは。
自分の事ながら、ちょっと笑ってしまった。
結局人は、誰かに頼らずして生きてはいけないし、
楽しみもなければ、つまらない人生になってしまう。
依存することが嫌だったはずなのに、
それは、自分の認識が違っただけで、
かなり依存しているんだなって思った。
もちろん、それに頼りっきりになるんじゃなくて
ただ、心のよりどころというか
元気の源というか。
そこにそれが存在していれば
それだけで、人生はモノクロから鮮やかに変わる。
なんてことに気づいた今日この頃。
この思い。
忘れないように書いてみた。
いつまでも、この幸せが続きますように