春のバニティ

試作品の収納は、永遠のテーマです

本当の失敗作も、なかなか捨てられないものです

どこをどう失敗したのか悪いお見本として見せながら説明できるので、貴重なアイテムでもあります

で、バニティ

試作を繰り返していた事をお伝えした、バニティ

せっかく作った子達ですので、ひとつずつ、のんびりと

ご紹介していきたいな、と思っております

トップバッターは、一番カラフルな子を

ひらひら～っと蝶々が飛んで来そうな、春っぽいバニティさん

春色ストライプには、色んなカラーを持ってきました

ファスナーに、きみどり

中は、パープル

蓋に、持ち手に、ピンク

お尻にも、ピンク

このかまぼこ型は・・・

試作第一弾で失敗してからの、第二弾修繕作なのでした

このバニティは、ハードとソフトの融合デザイン

しっかりしているのに、柔らかい

ある部分はカッチリさせて、ある部分はフニャリ

こうです

物を入れた時にシルエットが崩れるのは嫌だけど、入れたい物に合わせて柔軟に対応してくれるバニティ

だから、こうなりました

ファスナーって、安心ですよね

いきなりバーンと開いちゃう心配、なし

私は常に、軽さも重視

このバニティはとっても軽いので、嬉しいのです

お生地の雰囲気に合わせ、鋲にも色を添えて

春満開

もう少し大きく作ったら、お花見ピクニックに持って行きたいバニティです

お菓子いっぱい、詰め込んで～

春分の日も過ぎて、太陽と過ごす時間が日に日に長くなってゆくのが嬉しい限り

明るい時間が長くなるのは、気持ちがル～ンてしますよね

気持ちが、る～ん

色も同じ

華やかな色は、気持ちをル～ンて

とりあえず、ちいちゃなチェリータッセルもつけてみました

今また別の作品試作のためお生地選び中ですが、死ぬほど悩みながら大勢のオーディションを続けている毎日です

夢中な私たち

なんて清々しい空色

上野の展示会中、会場へ向かった私の足が、私の目が・・・

空色バックに楽しそうな鳥さんの姿に、一瞬でもう夢中

会場はすぐそこなのに、数歩先なのに、寄り道決定

お食事に夢中のよう

最近、鳥さんを見ると種類が少しわかるようになりました

日頃の観察の成果ね

こうしてお写真を撮ると、何という鳥さんだろう・・・と後に必ず調べるものですから

ね、ヒヨドリさん

なんて可愛らしいの

ヒヨドリは自然の多い場所で割とよく見かける鳥さんですが、我が家の近くではイソヒヨドリさんが沢山おります

名前は似ていても、イソヒヨドリはヒヨドリとは無関係の鳥さん

海の近くで見られる種類なんですよ

ふう～ん

見上げて観察を続ける私ですが、逆にヒヨドリさんは私を観察している事に気づきました

目が合う

なんだかすごく、見られてる

ひとやすみー

可愛い

ぶらんぶらんしてる～

私をじっと見つめながら

そしてまた

食べる

あの木の実がねぇ、頭上から沢山落ちてくるのよね

多分、私めがけて落としてる気がします

沢山いるんですよ

沢山お写真を撮影しましたが、後にわかったこと

ヒヨドリだけではなく、様々な種類の鳥たちが居たという事

想定外に長く観察してしまい展示会場に遅れる事50分、閉館間際になっちゃった

おうちに帰ってバッグの整理をしていたら、カタツムリ

もう～、バッグの中から木の実が何個も出て来た始末です

バニティ大集合 & イベントのお知らせ

先月くらいからずっと、ずっとずっとバニティ試作に励んでおりました

ひとつ作ってみよう～、と気楽に手を付けたら可愛くて

だけど、失敗続きで

完璧レシピを追求し続けておりました

レシピの追求と同時に、形を変えたりサイズを変えたり

デザインも変えてみたり、色んな事してその都度増えていく試作品たち・・・

この時点で、8個勢ぞろい

これ全部、デザインもレシピも違う8点です

よくあるサイズの、四角いの

しなやかな部分とカチッとした部分を融合したバニティなのですよ

こういうこと

四角いのも、かまぼこ型も

物が入ってもシルエットは崩れないように、だけど入れる物の形や分量に応じて柔軟に対応してくれるように

そんなコンセプトでデザインしたバニティです

蓋に高さを持たないタイプたち、背の高いのはボトル収納サイズです

時にはこんなにちっこい、ミニチュアバニティ～

試作しなければならないのにどうにも時間がなかったため、小さいサイズで設計した事で生まれたミニチュアくん

思いのほか可愛くて気に入ってしまったので、ペアで作ろうっと

そして一番最近仕上げた、新しい試作バニティ

これは今までの子達とは全く違うタイプなのですが、来月のイベントWSで予定したいと思っています

4/23 & 24の二日間、自由が丘にてイベントWSに参加させて頂きます

一日は、ころろんバニティ

一日は、シンデレラトート

楽しい2日間をご提供できるよう、只今せっせと準備中

両日13時～のレッスンとなります

詳細が決まりましたら又お知らせ致しますので、是非遊びにいらして下さいね

羊食

これは・・・

ホテルのブッフェね

「日本の美術」展示作品から

ミニチュアで再現された世界、とっても細かい～

持ってくれば良かったな、虫めがね

ミニチュアフード作りって目が悪い人は出来ませんよね、きっと

別のエリアでも、可愛いミニチュアがありました

豪華な幕の内弁当、こんなに具沢山なのに凄くちっちゃーい

他にもまだまだ

スイーツはいかが

みんなみんな、羊毛フェルトで出来たミニチュアスイーツたちです

ひたすらちくちく、考えただけで目がショボショボして参ります

横向きのワケ、それは

こういう作品でした

フレームの中に、美味しい物が集まっていますよ

この作品のタイトルは

「日本の羊食」

でした

これ、マグネットじゃないのかなぁ

おでん、可愛い

タコさん、特に

イワナ

ヤマメ

鮎じゃなさそうね、どっちにしても私の大好きなヤツです

私の好きなヤツ、パートⅡ

焼き具合も丁度良さそうです

ちっこーい

日本の美術

ご紹介したい素晴らしい作品に溢れているので、機会があれば又ご紹介したいと思います

春を待つ国

週明けには東京の桜、開花になりそうだとか

テレビをつければ全国の開花日程を予想しながら熱心に報じる光景に、日本人にとって桜は本当に大切な存在なんだと実感

韓国のキムチ予報のようなものですね

お散歩がてら、ご近所の高輪プリンスでお花見の毎年

桜まつり開催中、京都の伝統文化体験も様々行われており、楽しそう

和菓子体験、西陣糸ランプ作り、金彩トート作り…

桜に囲まれたお庭で桜ヨガなんて、気持ち良さそう

ダメ、私には早起きすぎ

先月の日本の美術でも、花をテーマにした作品展示が多くありました

桜が終われば紫陽花に、ヒマワリからコスモスになって・・・

それぞれの花たちは違った季節を好み、私たちを一年中飽きさせません

四季のあるニッポンは、素敵な国

日本の美術で長年、審査員長に携われていた桂由美先生

車椅子になっても欠かす事なく毎年会場に足を運ばれていらしたそうで、私もお目にかかれたらいいなと楽しみにしておりましたが

残念です

会場ロビーでは、ポストカード販売コーナーが設置されておりました

参加した全ての展示作品がポストカードになり、販売されておりました

ほら、私の作品も

会場で気に入った作品のカードを探す方や、純粋にポストカードとして欲しい物を手にする方や

350種ほどあるので、選ぶのも楽しいですよね

このカード販売は毎年行われているのですが

昨年も今年も売り上げは全額、能登地震支援の寄付に送られました

桜とともに、被災地の皆さんにもどうか穏やかな春が訪れますように

日本地図

昨日の富士山、あの目線のまま

日本という島を、暫し上から堪能させて頂きました

あ、ベイブリッジ

横浜の街

リアルに自分の目で今この瞬間に、こんな風に見えていること

それが楽しくて楽しくて

いえ～い、八景島～

右の島になっているあそこが、シーパラね

江の島、シーキャンドルがよく見えます

こういう時間が最高にワクワクして、子供より子供になって、もう目が離せず

ここはね、蒲郡

左が上空から撮影した私の写真で、右はGoogleMap

知多半島、来ましたね

地図の形、そのままに

地図の方が後出しか

紀伊半島を過ぎてからは海の上を飛び、つまんなくなっちゃった

2時間ほどして、見えた見えた～、これはどこ

昨日おうちで調べてみましたら、ここでしょ絶対

あれは、久米島だったんだ

飛行機に初めて乗った人みたいに楽しんでいますが、逆に昔のお仕事では旅ばかりで慣れっこなはず

何百回乗っても私はこうです～

あああ キティちゃん

このキティちゃんみたいな島はどこなの　地図、本気モードで検索中

あれ、あの島っぽくありません

ほらほら、キティちゃん合致　答え合わせが止まりませーん

青と白

私の旅

飛行機はとても久しぶり

右手に富士山が見えています、そんなアナウンスで窓のお外に目をやりますと

まっちろー

綺麗

上から見る富士山

新幹線から見るいつもの富士山とは、やっぱり違いますね

快晴の空、完璧なブルー

真っ白な雲、真っ白に雪をかぶった富士山

コントラストがあまりにも美しすぎて

同じようなお写真たくさん撮っちゃって

だから

同じようなお写真ばかり、今日は載せます

やっぱり壮大ですね

改めて凄さに感銘

下から見ていると、何となくなだらかで美しい傾斜に高い山のイメージをそれほど感じないのですが

雲の上にひょっこり出る高さ、さすがに高い山なのだと感じさせられます

富士登山している人が、見えていそう～

穏やかな趣の富士山ですが、大人しくこのまま居て頂く事を願います

日本は、とても美しい島です

上空から眺めると、より感じます

子供のように、窓に顔をくっつけてカメラ片手にいつまでも

双眼鏡も持って来ているのに、スーツケースに入れちゃって残念～

富士山が遠くなっていくのを惜しんでいると、こんな景色も素晴らしく

南アルプス

旅のおはなし、たくさん書きたいのですが

たぶん・・・飛行機の中だけでもっと書きたいので、到着しないと思います

虹色の送水管

うわぁ～

カラフルで綺麗～

お散歩中に見つけました

なんだろう、これ

前に立ち、まじまじと観察

連結送水設備送水口、なんですって

何故こんなに可愛いの

なるほど、エリアごとの色分けなのですね

こんな感じで見つけました

ここは浅草、六区

よく遊びに来ている、いつもの六区の風景でした

六区

虹色の送水管のすぐ脇には、六区という名のホテルが御座います

それは、浅草ビューホテルアネックス

ちょうど2年前にここにオープンした、ビューホテルの別館

手前の建物がそのアネックス、右の奥に見えているのがビューホテル本館

その間には、国際通り

素敵そう

ガラス張りの1Fは朝食会場にもなっているので、ブッフェがよく見えます

そこにはなんと檜舞台があり、浅草芸者さんが立つそうですよ

楽しそう～

日本の伝統文化に触れる体験型ホテル、それがこのホテルのコンセプト

浅草寺、仲見世、ホッピー街、寄席に劇場、レトロなアーケード

楽しいものに囲まれたこの場所で、お宿に戻ればそこでもなお日本文化を満喫できる、日本が詰まった六区です

変身を遂げた紙の皿

ペーパートレイ、生徒様作品～

ペアでお作り下さいました、まあるいトレイ

お色違い、に見えますが。

違うお生地です

よく見れば、違いがわかりますね

リネン系は貼りやすくて◎、サクサク進みます

刺繍部分に大きめの盛り上がりがありますので、綺麗にしっかりプレスしながら仕上げて頂きます

控えめですが、ぐるりと施したパイピングはデザインに於いて大切な役割

ペーパートレイの凹凸もしっかり表れて、綺麗～

こっちは裏面、ショッキングピンク

ジオメの大きな柄は、花柄とはまた違った柄合わせの重要さがアリ

こっちの裏側は、果てしなく淡いブルーです

可愛いペアを仕上げて下さった生徒様、その後便利に大活躍だそうで

近々また新たなペーパートレイを製作予定となり、今度はどんなペアが仕上がるのか楽しみ

もうひとつ、ご紹介したいペーパートレイたち

こちらのペアは、別の生徒様作品

同キットで二枚製作されました

ダマスク柄の柄合わせを変える事で、動きのある素敵なお揃いセットになりましたね

このランチョンマットに合わせる物を作りたい

と、事前にご希望を頂いてのキット作り

お任せご用意でしたので

チャコール、アイボリー、イエロー寄りのクリーム色、うっすら見える地模様のアラベスク

それらにリンクするキット、それが私のチョイスしたこんな感じです

オーバルに見えますが、円形です

先ほどの刺繍生地トレイと同じ、22cmサイズ

ペーパートレイは軽くて頑丈で、優秀便利です

お店で売っている素の紙皿は、そのままでは華奢だけれど

色々工夫して

お生地も貼られて

ボンドで強度もUPして

変身した紙皿は

軽さはそのまま、強さと美しさを得ました

血迷い

先日のMANAさんのセール、お買いものしたお生地たち

気が付くと、色味を消したナチュラルな物ばかり

集まっちゃってる

リネンや刺繍、とても好きなんだけれども

こんなに買っちゃったんだっけ

数日して一枚ずつ広げてみると、どれも本当に美しく

けれど、「これ、買ったんだっけ」が多すぎます

血迷い、って

怖い

熱が出るとボーッとのぼせて、冷静な判断が出来ませんよね

いや、熱が出ていたわけではなくてね

会場で生地漁りをしていると、どうにも冷静さを失って沢山買ってしまうのは防ぎようがなく

日常に戻り、後からゆっくり広げてみると

買うほどでもなかったな、なんて物もちらほらと

まあ、いっか

どっちにしても素敵には間違いなし

縁あって私の所にやって来てくれたお生地たちです

セール会場でのラインナップを見ると、今の世の中の生地傾向がわかります

そんな学びやリサーチのためにも、時々足を運ぶことは大切な機会

散財もついてきちゃいますけれど

MANAさんのセールでは、昔からMorrisのお生地が一定の数並んでおりました

今回も、だいぶ少なくなったとはいえMorrisいろいろ

私も刺繍系を幾つか、手に入れて参りました

Morrisの中では、ウイローボウがシンプルで一番好みです

確かハギレは持っていますが、追い買いです

3つの色、どのお色もとても綺麗でしょう～

きちんと素敵に生かしてあげるのが、私の責任です

カットベルベットやシェニールは大好きですが、繊細な刺繍生地や薄手の織りはこうしてね

太陽に透かして眺めたくなるものです

様々な角度からゆっくりと美しさを堪能する時間は、癒し

カットベルベット系は、これだけ

小さなハギレサイズも含まれておりますが、このお生地たちにどんな未来が待っているのかは私次第、ですね

機械みたいにサクサク製作できれば消化も早いのですが、手仕事＝手間をかける事は変えられませんから