ある日突然、初代タイガーマスクにハマり、そして天啓のように眼の前に現れた(You Tube動画の)カリスティコの美技からルチャ・リブレに早々に漂着してしまった私ですが(いつの間に漂流してたんだろうか…?)

ネットでタイガーマスクグッズとか見てたら、

ミル・マスカラスのルチャシネマ!っていうとても怪しいものを発見しちゃうじゃないですか?


みなさん、経験あるでしょ?


そこで何だこりゃ?変なの…で終わる人と、

めっちゃ気になるが!って燃えがる人。

人間にはこの二種類しかいない。

そして私は、


後者でした。



つまり、初めて見たルチャ映画は幻の美女とチャンピオンです。

お約束ですね。大体の人はここからでしょうね(多分)


とても面白かった。


でも、日本で見られるルチャ映画なんてそうそうあるわけもなく…

でも、メキシコにはサント映画というジャンル(?)があるらしい。

見たい!見たいに決まってる!!



私はもともと古いカンフー映画が好きだったんですよね。

これもまた天啓のように突然目の前に現れたサモ・ハン(五福星のDVDで)に導かれたんですけど。

カンフー映画というと、さして興味のない人はJCか、良くてL様、もしくはJTさんあたりの映画ですか?って思われるでしょうが(今ならD兄さんって思う人もいるかも?)

しかし、私ゴリゴリの劉家班から入って李錦坤(ラリー・リー)へとたどり着いた、一般の人からすれば何言ってるかわからないオタクなので、

カンフー映画好きの人ともまぁまぁ会話が噛み合わないんですよね。

相手がすでに深淵覗いたことあって新規ウエルカムみたいな人か、率先して深淵覗き込みたいし深淵覗き込んたことある人って面白いよね!みたいな好奇心の塊みたいな人じゃないと。

ただのめんどくさいオタクでなもので…

JCとか通ってきてないから、そのへんの話がらわからないっていうのは、

本来カンフー映画好きとしてあるまじきことなんでしょうけども…

わからないものは仕方ない。



で、それはともかく、

そんなわけで日本に入ってきてないようなカンフー映画ばかり見てたんですよ。

日本入ってきてないので、当然日本語字幕も日本語吹き替えもない。

つまり、何言ってるか全くわからない。

でも、カンフーは言葉の壁を超える!

そこは何ら問題ない。

そして、そういう映画の大半は、画質が最悪なんですよ。

全面全編通してモザイク処理されてるのかな?レベルのものも多々ある。

それでも、見られるだけ幸せです。

そういうジャンルなんです。カンフー映画は!(普通はそこまでじゃない)


そんな映画を散々見てきたので、

You Tube行ったらサント映画あるんじゃない?

と、なんの予備知識もなく「santo」で検索したら、出てきました!やったー!


しかし、いくら古くてマイナーなカンフー映画という下地があったとして、

カンフーは言葉の壁を超えるが、ルチャはどうなのか?

一応こんな私でも若干の不安はあるわけです。



私、基本が映画好きってわけじゃないので、自分が見て楽しめるジャンルの幅が超絶狭いんですよね…。


以前韓国の俳優のユ・ヘジンさんにハマった際に、

カンフー映画のノリで海外版のソフト色々買ったけどフェードアウトしちゃった経験があるので…

ユ・ヘジンさんめちゃくちゃ好きですけど、ユ・ヘジンさんが出てさえいれば何でも見れるわけじゃなかったんですよ。知らなかった!

好きなジャンルの映画は海外版でも楽しめたんですけど、

そうじゃないのは、ユ・ヘジンさん主役で日本公開版であったとしてもしんどかった…

…?おっと、問題は言葉の壁じゃなかったぞ、これ(今気づく新事実)



ってまぁ、そんなこと思ってたらですよ?

なんと!アマプラにサント映画があるじゃないか!!

日本語字幕付き!!


私、ネット廃人なので割とすぐ見つけちゃいましたよ!


見ました。

サントvs吸血鬼女

面白かった。

そしてお次に、

サントvsゾンビ

面白かった。

その後You Tubeで蝋人形の館のやつも見ました(日本語字幕なしのスペイン語音声)

面白かった。


そしたらやっぱり人様の書いたレビューとかみたいじゃないですか。

アマプラにあるならレビュー書いてる人もいる。

真理です。

やっぱり人様のレビュー面白いです。

ツッコミどころ満載映画の人様のレビューマジ面白いです。好き。


そんなレビューの中に、

サント映画をノートにまとめてる人がいて、面白いよ。

ってリンク貼ってる人がいたんですね。

当然行きますよね。そこ。


最高でした。


公開年度順に1つずつ実際見て、時代とか俳優とかも調べてまとめてある。

この方、可能な限りサント映画全制覇を目指してるそうです。

素晴らしいですね!


その流れで、ウラカン・ラミレスという人と映画を知りました。

私、ウラカン・ラナが好きなんですけど、それの開発者だってことも知りました。

当然映画を見ますよね!

サント映画とは違った趣で面白かった。


そんなこんなで、すっかり私の心のバイブルとなったそのノート。

そこで知り得た情報の中に、フェルナンド・オセスと言う名もあります。

ご存知サントを銀幕の世界に引き入れたという、そう!その人です!

(サントって、銀幕の銀マスクスターですね、そういえば)

しかしその時はまだ、へーって思った程度。

あー、なんか顔に見覚えあるなぁ。私顔認識能力がポンコツなのに珍しく顔わかるな。

くらいのことしか思ってませんでした。



が!



ある日のこと。

ふと思ったのです。


幻の美女とチャンピオンに出ていた、ラ・ソンブラ・ベンガドーラ

と、

荒野のルチャライダースに出ていた、ラヨ・デ・ハリスコ

なんでこんなにそっくりなのか?

と。


調べますよ、そりゃネット廃人ですから!



めちゃくちゃ少ない情報の中からそれでもわかったのは、

もともとはラ・ソンブラ・ベンガドーラは映画のキャラクターで、

ウラカン・ラミレスみたいに、映画発祥でリングデビューしたルチャドールであること。

後にルチャドールであるラ・ソンブラ・ベンガドーラが、マスクデザインをラヨ・デ・ハリスコに上げたと言っていたという記事も見つけましたし、

CMLLが人気が出たラヨ・デ・ハリスコのためにラ・ソンブラ・ベンガドーラからマスクを奪ったみたいなのも(海外のサイトで)見ました。

真偽の程はわからないですが、

とりあえず、映画発祥ルチャドールであることだけは確かです。

当然のように思いますよね。

映画ラ・ソンブラ・ベンガドーラ、見たいが!?


でも検索しても情報がないんですよ。

ルチャドールのラ・ソンブラ・ベンガドーラの情報もあんまりないんですけど、映画のラ・ソンブラ・ベンガドーラの情報もあんまりない。

海外のサイト(主にアメリカ)にもあまりない。

でもYou Tubeにはそれっぽい映画がいくつかある(You Tubeどうなってるんだ?)

どれが一作目かすらよくわからず何作あるかもわからない。

でも、映画ラ・ソンブラ・ベンガドーラの中の人は、

あの!フェルナンド・オセスらしい!!

そういえば、ウラカン・ラミレスの何作目かの中の人もフェルナンド・オセスらしい…

なにそれ!フェルナンド・オセス、神なの!?

みたいな、変な盛り上がり方を私はし始めました。

もはやフェルナンド・オセスがイケメンにすら見える。いや、イケメンです。


ラ・ソンブラ・ベンガドーラの一作目の題名はそのまんまの、

La Sombra Vengadora

直訳すると復讐者、影

1956年公開


二作目が、

La sombra vengadora vs. La mano negra

直訳すると、復讐者、影対黒い手

1956年公開


公開年度に諸説あるみたいですが、一作目とされているものと二作目とされているものは同じ公開年度なのは確かにみたいで…

超優秀な映像バンクことYou Tubeでも、一作目は見つからないんですよね…。

海外の古い映画は題名が適当なこと多いし、

ひょっとしなくても、これおんなじ映画のことなんじゃない…?と私は睨んでるんですが、

真偽の程はわかりません。

私が勝手に推測してるだけなので、

どこかに幻の一作目があるんでしょう。きっと。


て言うことで、もういいや深く考えまいと、二作目とされているマノネグロ(黒い手)を見ましたよ。

画像が良くない上に顔認識能力がポンコツな私には誰が誰やらわからなかったんですが、

ラ・ソンブラ・ベンガドーラはかっこよかった!

好きです!!

これがフェルナンド・オセス…オセスかっこいい…

すっかりフェルナンド・オセス信者になってしまいました。


フェルナンド・オセス好き。

フェルナンド・オセスが中の人やってる映画がもっと見たい。


と、募る想い。

そして、5月2日運命の日!

ネウトロンとの会合を果たすわけです(You Tubeで)




というわけで、

2月28日タイガーマスクから始まった熱が、5月2日にネウトロンへと燃え上がっていく過程をお送りいたしました。

そして、私のこの狂気はまだ始まったばかり!



なんで5月2日が運命の日かというと、フェルナンド・オセスがなくなったのが、1999年5月2日だそうだからです。

没後25周年です。

25周年の5月2日…なかなか暗示的じゃないですか!(気の所為



この行間の部分で、ルチャ・リブレの試合も色々視聴していました。

ルチャ・リブレ面白い。

ただ、追いかけるほど好きなのは今の所ミスティコだけ。

今後はわかりませんけども。

ルチャ・リブレは本当に狂気の入り口で、ルチャ映画は狂気そのものですね…。



とりあえず、ラ・ソンブラ・ベンガドーラもネウトロンも情報なさすぎて、

映画視聴レビューがほぼないので(ゼロではないけど日本では見つけられなかった)

希少お野菜すぎて手に入らないから、家庭菜園でも始めようかしら?

というのがこのブログです。

私が読み返してニヤニヤする用のアレですよ。

前述したように特別映画好きなわけではないので、深い考察とか豊富な知識などないし、誰の糧にもなりはしない。

でも私の糧には十分なる!

そういうものなので、気の向くままに異常なまでの長文を書き殴ってやりますよ。


飽き性なのでいつまだ続くかわからないけど。