一昨日ドーハに帰って来た。
手術をしてくれた先生からの最後のチェックアップで
「あと1週間くらい安静にしてください」と言う言葉を期待していたのに、呆気なく解放されてしまったから。
お腹の傷はまだかさぶたが生々しい。
左の切り傷は少し膨らんでいる。
電気メスのせいだと言われた太ももと下腹部の皮膚のシビレというか痛みが少しある。
大袈裟に訴えるも、休暇の延長は言い渡されなかった。
帰りの飛行機で会社の先輩と偶然お会いする。
今回の休暇の経緯を聞いてもらう。
その方は内膜症で、私と同じ腹腔鏡手術を以前行ったと言う。2週間の安静期間ではまだ先生の許可が降りず、
計3週間、日本の自宅で安静にしたと言う。
「航空会社のクルーだって言ったら延長された」らしい。
「そういえば、私仕事内容(聞かれていないから)言っていないです。」
と言うと、「それってヤバイじゃん!体力勝負のこの仕事!傷口開くよ!」とものすごく心配してくださり、まだ安静にした方がいい、医者に行きなと念押ししてくださった。
飛行機が上空にいると、ポテトチップの袋はパンパンになる。
飛行機が地上に降り立つと、しっかりめのペットボトルもペコンっと真ん中がへこむ。
おんなじ事が私たちの体内も起こっているんだよね。
私のまだ完治しきっていない子宮も、膨らんで、そして萎んでいるんだ。飛行機内では。
先生は子宮がまだ少し腫れているとも言っていた。
溶けるはずの縫い糸もまだしっかり内視鏡から見えていた。
こんな状態で、毎フライト子宮に負担がかかって言いわけがない。
だから今日ドーハのドクターに訴える。
1週間
延長でお休みをいただいた。
入院中に落とした4キロ。
すぐに取り返しそうだ。
私に新たに子宮頚がんの疑いがあると言う話は、
また来週。