この20日間。
地元の訛りが入り混じった日本語か、今だに全く通じ合えないプログラム言語だけを使って生活してきた。
長ネギや生卵を詰め込んだスーツケースをガラガラ引きながらすでに忘れかけている英語や、中国語、様々な言語が飛び交う空港にやって来た。
やって来てしまった。
まったく。
引きこもりの最高のグータラ生活から
現実世界に引き戻されてしまったなぁ。
労働•反対!!
有休期間中に完全ミュートにしていた班長仲間のグループチャットを見ると、400件以上メッセージが溜まっていた。
開いてすぐ閉じた。
気が余計に滅入る仕事のトラブル、会社への不満のオンパレード。
あかん。
航空券をもらう前にUターンしてしまいそうだ。
仕事に対する情熱、気合い、やる気を何とか思いださないと!
頑張って私の小さな海馬をフル回転させてみる。
『そんな熱情は入社後すぐどこかの国へ置いて来たじゃない』と冷たく返される。
1月に筋腫摘出の検査と
2月の手術入院と2週間の自宅療養。
喜んではいけない事だけど、
またすぐ日本に帰れることが
最大の仕事へのモチベーション。
同じ時間帯、同じような航路を目指す赤い会社(手前)
横に並んだ私の利用便(奥)
並ばずに発券出来るなぁ。