無垢フローリングの品質管理~品質が悪いと反りや割れが生じる | リフォームを成功させるポイント from杉並区

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アイネックス小池です

「中古マンションのリノベーション~無垢フローリングへのこだわり」の続きです。

大手建材メーカーは、なぜ無垢フローリングを取り扱っていないのでしょうか?
それにはいくつか理由があります。

第一に品質管理の問題です。
無垢フローリングは品質にバラツキが出やすく、品質を高めないと反りや割れ、それに施工後に隙間が出てくることもあります。
大手建材メーカーが責任を持って販売展開するには、非常にリスクの高い商品です。

次に安定供給が難しいという問題です。
無垢フローリングとしてよく使用される木材は、チーク、オーク、パイン、ウォールナット、バーチ、ローズ、タモ、チェリー、メープルそして檜、杉、ヒバといったあたりが一般的だといっていいでしょう。
しかし上記の中で安定的に国内で調達できる木材は、檜、杉、ヒバぐらいで、あとは全部東南アジアやアメリカ・カナダ、北欧などからの輸入品に頼らざるを得ません。
それでは、輸入品に頼らず国内の檜や杉だけのラインナップにすればいいのではと思われるかもしれませんが、檜や杉は柔らかく傷が付きやすいため無垢フローリングに適しているとはいいづらいですね(パインも柔らかい木材です)。
結果輸入品を使うことになるのですが、当然輸入品につき仕入価格が変動するので価格設定が困難なため、安定供給ができないということになります。

続きます...。



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