玄関快適リフォーム~玄関に壁収納式チェアーがあると大変便利! part4 | リフォームを成功させるポイント from杉並区

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西荻窪の池しんです

変形関節症と診断され、座ったら起き上がるのも苦痛な84歳の義父のことと、玄関の10cmしかない上がり框に倒れるような姿勢で靴を履いていた足の具合が良くない義母の友人の話、そしてその中でご紹介したサポートチェアが義父宅の玄関の壁がガラスブロックのため、設置不可能ということを過去3回に渡り書かせていただきました。

今回は、私が考えた対策をご覧いただきたいと思います。

義父宅の玄関現状写真
 

さて、ここに「座って靴の脱ぎ履きが楽になり、かつ邪魔にはならないもの」を設置しなくてはいけません。
黒いカラーボックスと左に少し映っている収納は処分するのですが、前回も書いたように義父と義母二人で70~80足の履物を持っています。
処分予定の白い収納の横に一つ、向かいにも二つの下足入がありますが、それでも足らないので、「座れて履物も収納できる」ということも必須項目になります。

写真に映っている床は上がり框です。
玄関のたたきと廊下でも腰かけることが出来るようにしたいですね。

■対策平面プラン図
 
このように、上がり框を挟んでベンチを造り付けます。

■対策正面プラン図
 
これが正面プランです。

材質は、タモ集成材クリアー塗装で考えています。
下部の棚には普段使いの履物を収納します。
敢えて扉を付けないで、出し入れをスムーズにします。
背中を開けることで、ガラスブロックからの明かりも取り入れます。

私としてはいいアイディアだと思うのですが、いかがでしょうか?
完成したら報告させていただきます。