エコリフォーム~食器洗い機に接続するのは給水か給湯か? | リフォームを成功させるポイント from杉並区

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西荻窪の池しんです

先日、友人から「食器洗い機に接続するのは、水とお湯のどっちがいいの?」と聞かれました。

少し前までは、即答で水」と答えていました。
なぜかと言いますと、卵の黄身などタンパク質を多く含む食材は、お湯だと汚れ落ちが悪いという概念からでした。
「血液の付着した衣類はお湯で洗っちゃダメ! 血液はタンパク質だから、お湯では落ちにくい」ということを昔聞かされたことがあり、それがずーと頭にあったからです。

パナソニックの食器洗い機の説明書には、給湯接続をするメリットを下記のように謳ってます。
「洗浄・すすぎ行程の加熱時間が短く、約20~29分運転時間を短縮できます。」
「標準コースの場合洗浄温度約57℃、最終加熱すすぎは67℃に設定されています。 給水接続の場合は、ヒーターによって「洗浄」「最終加熱すすぎ」それぞれの設定温度まで加熱する必要があります。給湯接続(60℃)の場合は最終加熱すすぎの行程だけ加熱するだけで洗浄行程で加熱の必要がなくなり、その分時間を短縮することができます。」
という内容です。

しかし、温度を45°C以下に設定できない給湯器だと、近年パナソニックの食器洗い機に搭載され始めた機能、「エコナビ」が付いた機種の場合、この「エコナビ」が機能しないというデメリットもあるようです。

■「エコナビ」とは
手洗いと食器洗い機とでは、水の使用量は、手洗いが約82Lに対して、食器洗い機は約11Lです。
標準洗いでも、水の使用量に関しては食器洗い機はかなりのエコです。
そして、「エコナビ」機能が作動すると、さらに水の使用量と消費電力が節約できるというものです。
「エコナビ」搭載機種の場合、食器量センサーは洗浄行程での温度上昇スピードで判定するのですが、給湯温度が45℃を超える場合はセンサーが作動しないように設定されているとのことです。
しかし、食器量センサー搭載だなんて、ますます進化してますね!

「食器洗い機に接続するのは、水とお湯のどっちがいい?」と聞かれたら、最近は「45°C以下に設定できる給湯器なら、お湯のがいいですよ」と答えるようにしてます。