キッチンをリフォームしたら浄水器を取り付けましょう! | リフォームを成功させるポイント from杉並区

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西荻窪の池しんです

キッチンをリフォームするに当たって、ここ10年ぐらいよくされる相談の一つに、「浄水器を付けた方がいいですか?」、「浄水器を付けるのとミネラルウォーターを買うのとどっちが得ですか?」といった類の相談、というか質問が多いですね。

浄水器でろ過した水とミネラルウォーターでは、水の成分が異なるため、その用途も違ってきます。

それに、浄水器もミネラルウォーターも2タイプに分けられます。
浄水器は、ろ過の方法が活性炭方式と中空糸膜方式に、ミネラルウォーターは国産か輸入品(主ににヨーロッパ)で構成物質は異なります。

浄水器の場合、経済産業省より、除去物質の統一表示が義務づけられており、
除去対象となる物質は、残留塩素、濁り、トリハロメタン、溶解性鉛、農薬、カビ臭、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、トリクロロエタンの9物質です。

残留塩素のカルキ臭やカビ臭や、数十年前から発がん性物質と騒がれているトリハロメタンなどは活性炭の吸着で取り除くことができますが、赤錆の原因の鉄や、健康には良くないとされる鉛などの除去は活性炭ではまるで能力不足で、ろ過方式に中空糸膜を使っている浄水機の方が数段効果的に取り除くことができます。

システムキッチンに採用する浄水器は、吐水専用の水栓だけがカウンター上にあり、ろ過をするカートリッジはキッチンのシンクキャビネットに隠蔽するタイプです。
いわゆるビルトイン式浄水器というものですが、これらは全て中空糸膜方式ですので安心してお使いください。

もう一方のミネラルウォーターはというと、ヨーロッパ原産品と日本では、ミネラルウォーターの基準が大きく異なります。
たとえば、日本では市販されるミネラルウォーターに殺菌処理が義務づけられているのに対し、ヨーロッパ(EU)では逆に「殺菌しないこと」が義務づけられています。

その理由は、殺菌のため加熱すると水の組成が変わり本来、水が持っている栄養分のミネラルやおいしさのもとともいえる酸素や炭酸ガスが失われてしまうからです。

従いまして、単に美味しい水を飲みたいならヨーロッパ産のミネラルウォーターを、身体に悪影響のない健康的な水を飲みたいなら国産のミネラルウォーターが適してます。

だからと言って、浄水器の水が美味しくないということではありません。
中空糸膜方式の浄水器はろ過能力が優れているので、水の栄養分であり、美味しさの成分でもあるミネラル分さえ除去してしまう可能性があるだけのことです。

冒頭に言いましたように使用する用途によって、浄水器なのかミネラルウォーターなのかを選ぶのがいいと思います。

「飲料水として飲むのは?」、「野菜など具材を洗うのは?」、「「お米をとぐときに使うの水は?」、「粉ミルクに適しているのは?」、もっと言うと「ウイスキーや焼酎の水割りを飲むときは?」などなどいろんなシチュエーションがあります。

健康に関する問題意識水準が高まった今日では、いくら日本の水の水質がいいからと言って、野菜など具材を洗ったり、お米をといだりするときに水道水を使用することが避けられるようになりました。
だからと言って、そのたびに市販のミネラルウォーターを使っていてはお金が掛かり過ぎます。
やはり除菌された安心・安全な浄水器の水が適しています。

ビルトイン浄水器は取付までして60,000~70,000円、目安として1年に1回も交換が良いとされるカートリッジは12,000~16,000円です。

浄水器の水は安心して飲めます。
外出先のとき以外、家で飲むのは浄水器の水にして経済しませんか。
キッチンをリフォームする時は、是非ビルトイン浄水器を設置をお奨めします!