リフォームしてキッチンの後ろに収納棚を造れば、こんなに便利!Ⅱ | リフォームを成功させるポイント from杉並区

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西荻窪の池しんです

前回の続き、下記の相談についてです。
「築17年の中古マンションを購入しました。 キッチンの背後の壁に、備え付けの収納を設置して、食器棚兼、冷蔵庫、レンジ、炊飯器、掃除用品などを収納したいと考えています。 オーダーで頼むと高いですか? やはり既製品で選んだ方がいいのでしょうか?・・・・(後半省略)」


マンションにお住まいと言う事なので、左図のようなキッチンだと思います。

収納のサイズを決める前に、まず冷蔵庫のスペースを確保しなくてはいけませんね。
お手持ちの冷蔵庫のサイズが分かりませんので、一般的な冷蔵庫のサイズ、幅60cmで仮定しておきます。

 このようなキッチンの背面に食器棚をレイアウトする場合、コーディネーターの多くは、冷蔵庫を台所の奥に配置しがちです。
間違いではありませんが、冷蔵庫の開き方向を見てください。右開きになってます。
相談者の方の冷蔵庫の開き方向は分かりませんが、一般的には右開きです。
冷蔵庫の扉は重いので、右利きの多い日本では、右手で開きやすい設定になってます。
 
冷蔵庫によっては購入する時に、右開き・左開きを選べるものもありますが、リフォームの場合は冷蔵庫は右開きと想定することが正解です。
上記のことを考えると、左図のようなレイアウトの方が間違いなく使いやすいです。
そして冷蔵庫の幅60cmに対して、冷蔵庫スペースを70cm確保してますが、これは将来的に冷蔵庫の買い替えを考慮したためです。

将来的に大型冷蔵庫に買い替える可能性のあるご家庭は、冷蔵庫スペースを76cm~80cm確保しておくことをお奨めします。

すみませんが、「キッチンメーカーで食器棚を取り付けた場合のレイアウト及びお値段について」はもう一回持ち越ちとさせていただきます。