先日、練馬区光が丘H邸のパソコン収納を造作家具で造り付けました。
*H邸~この○○邸について一言編集後記を。
お施主さんのご要望は
1.予算はあまり掛けたくない。
2.リビングにパソコン関連をすっきり収納して、なおかつ使いやすくしたい。
3.コンパクトでありながら、収納スペースはしっかり確保したい。
4.白を基調にして、どこか暖か味も演出したい。
5.リビングに造るので、取手はすっきりと、目立たせたくない。
という内容でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120615/08/soratobii/ba/a1/j/o0300016812028560880.jpg?caw=800)
マルチコンセントが壁下にあるので、取り出しが必要です。
正面の梁が厄介です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120615/08/soratobii/ca/cb/j/o0298040912028560881.jpg?caw=800)
最初に吊戸棚をセットします。
吊戸棚には耐震ラッチを搭載してますので、地震で扉が開いて、中から物が飛び出ることはありません。
吊戸棚は、大人がぶら下がっても耐えられる設定になってます。
次に巾木をセットして、本体で隠れてしまうコンセントを、内部ジョイントして延長しておきます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120615/08/soratobii/f0/5c/j/o0300016812028560882.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120615/08/soratobii/72/db/j/o0300016812028560879.jpg?caw=800)
天板はオーク集成材にして、ここで暖か味を出してます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120615/08/soratobii/18/f4/j/o0300042612028561394.jpg?caw=800)
吊戸棚とトールキャビネットの間には、目隠し用の扉を取り付けるための下地を組んでおきます。
このトールキャビネットは、相当量の資料を収納出来ます。
奥行の有効寸法は、A4サイズが余裕で収納出来るように25cmあります。
徐々に完成に近付きました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20120615/10/soratobii/bb/b0/j/o0440026712028660922.jpg?caw=800)
トールキャビネットと吊戸棚との隙間を埋めて、扉をセットして完成です。
キーボードは、引き出して使うようにしてます。
プリンターは、キーボード用引出の下に収納できるようになってます。
後片付け・清掃をして、作業時間は2人で6時間でした。
◆ 編集後記
街中を歩いていると、「○○様邸○○工事」という工事案内看板をよく目にします。
この「○○様邸」という無知な表現には、ほとほと呆れます。
おそらく、丁寧語を知らない新卒の新入社員が書いてしまったものが、丁寧だからいいやとそのまま普及してしまったのでしょうか?
「様」と「邸」を横並びにして、完全な二重敬語です。
嘆かわしいことに、大手ハウスビルダーの看板も全てこの書き方です。
一般常識のある人が社内にいて、「これはおかしいから直せ!」ということがないのでしょうかね~?
情けないかな、そういう私もご多分に漏れず、見積の工事名称に「○○様邸○○工事」と書いてます。
多勢が常識になるので、「○○邸」とは失礼だなと思われるのもなんだし・・・。
悲しい現状です。