造作家具でPC関連をすっきり収納~造作家具の施工風景 | リフォームを成功させるポイント from杉並区

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西荻窪の池しんです

先日、練馬区光が丘H邸のパソコン収納を造作家具で造り付けました。
*H邸~この○○邸について一言編集後記を。

お施主さんのご要望は
1.予算はあまり掛けたくない。
2.リビングにパソコン関連をすっきり収納して、なおかつ使いやすくしたい。
3.コンパクトでありながら、収納スペースは
しっかり確保したい。
4.白を基調にして、どこか暖か味も演出したい。
5.リビングに造るので、取手はすっきりと、目立たせたくない。
という内容でした。

設置する場所です。
マルチコンセントが壁下にあるので、取り出しが必要です。
正面の梁が厄介です。




 

最初に吊戸棚をセットします。

吊戸棚には耐震ラッチを搭載してますので、地震で扉が開いて、中から物が飛び出ることはありません。

吊戸棚は、大人がぶら下がっても耐えられる設定になってます。

次に巾木をセットして、本体で隠れてしまうコンセントを、内部ジョイントして延長しておきます。


キャビネット内に点検口を設けて、電話線、LANケーブル、TV同軸を差しこんでおきます。





コンセントを接続して、 電話線、LANケーブル、TV同軸を配線孔から取り出して、天板をセットします。
天板はオーク集成材にして、ここで暖か味を出してます。


 次に、吊戸棚の上の隙間を幕板で埋めて、L型の反対側のトールキャビネットを設置します。

吊戸棚とトールキャビネットの間には、目隠し用の扉を取り付けるための下地を組んでおきます。

このトールキャビネットは、相当量の資料を収納出来ます。

奥行の有効寸法は、A4サイズが余裕で収納出来るように25cmあります。

徐々に完成に近付きました。


 
トールキャビネットと吊戸棚との隙間を埋めて、扉をセットして完成です。
キーボードは、引き出して使うようにしてます。
プリンターは、キーボード用引出の下に収納できるようになってます。
後片付け・清掃をして、作業時間は2人で6時間でした。

◆ 編集後記
街中を歩いていると、「○○様邸○○工事」という工事案内看板をよく目にします。
この「○○様邸」という無知な表現には、ほとほと呆れます。
おそらく、丁寧語を知らない新卒の新入社員が書いてしまったものが、丁寧だからいいやとそのまま普及してしまったのでしょうか?
「様」と「邸」を横並びにして、完全な二重敬語です。
嘆かわしいことに、大手ハウスビルダーの看板も全てこの書き方です。
一般常識のある人が社内にいて、「これはおかしいから直せ!」ということがないのでしょうかね~?

情けないかな、そういう私もご多分に漏れず、見積の工事名称に「○○様邸○○工事」と書いてます。
多勢が常識になるので、「○○邸」とは失礼だなと思われるのもなんだし・・・。

悲しい現状です。