契約前日に飛び降りの話を聞かされながらも、そのマンションは購入した。

その後の話は、またいずれ書こうと思う。

今日は30年後の話。

今の我が家は3階建ての戸建てである。

そして昨年の夏。

またしても住まいの問題が始まった。

今度は我が家の裏に中高層建物の建築計画が持ち上がったのだ。

ある日、ディベロッパーが図面を持ってやって来た。



最初は

「へぇ、そうなんだ」

くらいに思っていた。

ところが図面を見て驚いた。

え?待て待て。

部屋の窓の前に建つ。

しかも想像していたよりずっと近い。

離隔距離はわずか50センチだった。

近隣とは挨拶程度の付き合いしかない。

みんなはどう思っているのだろう。

そう思いながら近隣説明会を待つことにした。

ところが待てど暮らせど案内が来ない。

不思議に思っていたある日、近所の方が声をかけてくれた。

そこで初めて知った。

この計画は投資用物件で、近隣説明会は行われず個別対応だという。

図面を渡して説明終了。

そんな扱いだったらしい。

正直驚いた。

会社の理念として掲げている言葉と、実際の対応があまりにも違って見えたからだ。