函館物語、帰京の朝。
レンタカーで、空港に向かう車窓から、
天使が、舞い降りてくるのが、見えました。
「クリス様、私たちもお供します」
※前回のお話し
函館からの帰京、
羽田直帰 ではなく。
HACの函館✈丘珠 からの、
JALで新千歳✈羽田 の、
三角飛び✈️ をあえて選択。
この時、SAABは翌年秋の、
退役が決まっていました。
その前に記念搭乗という訳です。
自分の、初HAC。初SAABを、
天使も、祝福してくれてます。
函館空港では、
ボーディングブリッジでも、バスでもなく、
3番搭乗口脇の階段を降りて、徒歩で。
SAABには、梯子みたいなタラップ。
笑(°▽°)
で、自分、HACって、
JALグループのJACみたいに、
北海道エアコミューター
だと思っていましたが、
違いました。
北海道エアシステム でした。
搭乗、、、
やがて、プロペラが唸りだし、離陸。
まあ、ちゃんと飛ぶんですけど、
いつもの、ドキドキタイム。
大丈夫、天使がついているから。
大空に舞い上がる、SAAB。
翼よ、あれが昨夜、
山の上からみた、函館の市街さ。
機体は、初雪が残る、
北海道の山々を越え、日本海に出ます。
すると、海の色が変わりました。
太平洋のサファイアブルーから、
日本海のエメラルドグリーンへ。
なんだか、ステイタスカラーみたい。
丘珠が近づいてくると、
再び、空が曇りだし、
合間から天使の梯子が。
「クリス様、またお会いしましょうね」
天使たちは、天上界へと戻っていきました。
初HAC、そして最初で最後のSAAB、
天使達に護られた、神々しいフライト。
この浪漫飛行、一生の思い出にします。
それと、、、機内で、
ハルカちゃんとの出逢い、
からの~奇跡の再会の話も。
(つづく)
※おことわり※
本記事は、以前にもありますが、
連載化に伴い再構成したものです。