防衛省が射程延長などの改良を進めている
国産ミサイル「12式地対艦誘導弾」について、
新たに「潜水艦発射型」を開発する方向で
検討していることがわかった。
潜水艦は敵に見つかりにくい特徴があり、
政府が検討している「敵基地攻撃能力」を保有した際の手段となる。
複数の政府・与党関係者が明らかにした。
12式地対艦誘導弾は、地上の車両から発射して
相手の艦艇を狙う。現在の射程は約200キロ。
1千キロ超に延ばす改良や、
戦闘機や艦艇から発射するタイプの開発を進めている。
防衛省は、自衛隊員の安全を確保しつつ、
敵の射程圏外から攻撃できる「スタンド・オフ防衛能力」を
強化する一環としているが、
敵基地攻撃にも転用できる装備になる。
ちなみに、三菱重工製です。