昨日から今朝にかけて、富士山付近で震度1の地震が
2回ありました。
富士山は、大丈夫でしょうか??
2011年に起きた東日本大震災、いわゆる「3・11」は、
富士山をめぐる状況を一変させてしまった。
巨大地震から4日後、富士山の直下で地震が発生したとき、
火山学者は全員、肝を冷やした。
マグマだまりの直上に「ひび割れ」を起こした可能性があるからだ。
幸い噴火はまだ起きていないが、富士山はすでに「噴火スタンバイ」の状態にある。
もし、富士山が噴火したら・・・・
シュミレーションが、すでになされています。
電子機器やコンピュータの被害
火山灰が電子機器やコンピュータの吸気口から吸い込まれると、
静電気によって内部に付着します。
その結果、誤作動や故障を招きます。実際の例では、降灰の多い桜島で公衆電話が故障したり、JRの分岐器(ポイント)が正しく作動せず電車の運転ができなくなりました。
それ以外にもデジタルカメラ・携帯電話・ガス湯沸かし器・エアコン・自動販売機等、
外気にさらされるコンピュータ系は故障する可能性が高いと言えます。
飛行機の運行停止
国際的な取り決めで、微量な降灰であったとしても飛行してはいけないことになっています。
理由としては、火山灰がエンジンに吸い込まれると、エンジンの燃焼室が非常に高温なため火山灰が融けて排出口を塞いでしまうからです。
過去にインドネシア上空で飛行中にエンジンが止まり墜落寸前になったことがあります。
飛行場の滑走路に降灰があっても飛行不可になります。
除灰作業は人海戦術なので時間がかかり、
長期的に旅客と物流に大きな被害をもたらします。
電車・新幹線の運行停止
微量の降灰でも電車や新幹線の運行が停止する可能性があります。
レールに灰が積もるとスリップしやすいほか、視界不良で運転手が信号が目視できないなど、安全が確保できない状況では運行ができません。
それ以外にも、レールに灰が積もると電力供給が止まったり、
信号システムや電車の位置把握のための電子機器系統が故障してしまうことが
考えられます。
上下水道
火山灰で上水道が汚染される可能性があります。
桜島では貯水池にフッ素を含有する火山灰が流入したため浄水場が停止する
ということがありました。
取水方法が湧水、地下水汲上揚水、河川取水のいずれかによって状況は異なりますが、火山灰の混入だけではなく、火山周辺の地下水脈の変動が原因となって上水道に影響が出るかもしれません。
さらに下水道が使用不能になる恐れもあります。
火山灰の見た目は雪のようですが、水に溶けてくれず、むしろ固まってしまうので排水溝が詰まってしまうのです。
電気
火山灰が原因で停電することもあります。
送電線の碍子に濡れた火山灰が付着すると絶縁不良で停電してしまいます。
過去に桜島でも停電した例があります。
もし、富士山が噴火すると、首都圏では大惨事になるかもしれません。
復旧まで、数カ月かかるかも・・・・
そうならない事を祈るしかありません。
今回のこの2回の地震が、噴火の兆候ではない事を祈っています。
今朝の体重は、いい値が出て 76・7キロでした。
76キロ台に復帰です。
目標の75キロまであと少し・・・・
頑張ります!!