ある日、近所に住んでいて同じ高校に通う同級生から,
医学生に家庭教師を頼んでいて成績が上がったという
話を聞きつけます。
塾に通ってもあまり成績が上がっていなかったし、なんとなく
個別に教えてもらったほうが成績がぐいぐい上がるような気が
したので、同級生にその医学生を紹介してもらいました。
家庭教師をつけて勉強を始めたのはいいのですが、さぼりに
さぼっていたため、本当に本当に大変でした(苦笑)。
家庭教師に、「英語のFirst Ladyは日本語で何?」と聞かれ、
「初めの女」と言って呆れさせ、「あなたは今の調子でアメリカに
行くと三日も持ちません」と宣告されました(苦笑)。
結構スパルタでしたが、短期間でしっかり詰め込みしてもらった
おかげでなんとか偏差値も上がり、志望校は推薦で8点足らず
不合格になりましたが、一般入試で無事合格し、無事志望の
短大に入学することができたのでした。
そのスーパー家庭教師に巡り合えたのも運がよかったし、
塾にやるよりも高かったであろう家庭教師代を捻出してくれた
親には本当に感謝しています。
少し話はそれるかもしれませんが、その家庭教師はおそらく
家柄も相当よかったのでしょう。私がスチュワーデスを目指しているという話をすると、
親戚に元スチュワーデスの方がいらっしゃるとのことで、連絡を取って
その方が私にスチュワーデスになるための日常英会話教本とカセットテープを
送ってくださいました。そこで一旦消えかけていた情熱がまたメラメラと
燃え上がり、またスチュワーデスを目指して頑張ろうという気持ちに
戻りました。とても単純な私です(笑)。
~続く~