当神社境内にそびえ立つ〝くすの木〟のお話

 

 

 広島には昭和20年、原子爆弾が投下されました。

木々はもちろん建造物など全てが灰となり、町は一瞬にして焼け野原と化しました。

 

そんな焼け野原に小さなひとつの芽 が、、、

 

誰かが植えた訳でもない

 

誰かが育てた訳でもない

 

この小さな芽は、何もないこの地に自らの力で根を張り、自らの力で這い出てきました。

 

焼け野原に顔を出したひとつの小さな光

 

当時の人々に生きる力と這い上がる力を与えたことでしょう

 

この小さな芽はみるみる成長をし、

 

今では当社境内に大きくそびえ立ち、私達を見守ってくれています。

 

 

生きる力と、這い上がる強い気持ち

 

神様からの私達へのメッセージ、、、

 

 

明日は72回目の広島原爆の日。

 

平和への祈りと共に、今ある命を大切に思う