sorariri89のブログ

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「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の
ヤフー「みんなの感想」から広がったブログです。書くことが好きで、日々の出来事から感じたことや自分のこと、ドラマのことやエッセイ、詩、時には小説、など綴っていきますので、どうぞ宜しくお願いいたします。






実はそもそもの「プラダを着た悪魔」を私が観たのはついこの前なんです。ひゃ〜、今ごろ?ですよね。💦


私のイチ推しアパレルインフルエンサーさんが大のお気に入りということで観たかったのですが、


サブスクにもなかったので盤を買おうかどうしようか迷ってると、


「プラダを着た悪魔 2」が2026年春に公開というニュースが流れてきました。爆笑


すると公開記念あるあるですね

「プラダを着た悪魔」の方を先日立て続けに地上波で放映してくれたので、いそいそと録画して観ることできました!


最初は字幕版を、後で金曜ロードショーの特別吹き替え版とやらを観ました。


湯婆婆夏木マリはさすがの女優魂でうまくミランダの雰囲気を再現してましたが、劇場公開の「2」はまた別の方みたいですね。やはり可能なら字幕で丸ごとメリル・ストリープ堪能が良いと思います。


モデルと言われているファッション雑誌"ヴォーグ"のレジェンド編集長アナ・ウィンターのことは私も知ってますが、アナとは見た目全く異なるのを逆手にとって、あえて独自のミランダ像を作り上げ、囁くような口調であの威圧感、圧倒的カリスマオーラは有無をいわせないものがありました。


公開当時は「メリル・ストリープが??」っていうのがあって食指も動かなかったのかなぁ、と振り返りつつ

いや、単に引きこもり時期だったからスルーしてたのかな、とも。笑


もちろんこの映画の大ヒットはアン・ハサウェイだからこそってのもあるでしょう。



ファッションに興味なかったアンドレアが垢抜けていく様は原石がアン・ハサウェイだから見惚れるほどの眼福で小気味良かったです。


これが

下矢印

こうなる








"ランウェイ"編集部で働く女性たちもみんなオシャレ。


"ニューヨーク"・"ガールズストーリー"・"ファッション"・"出版"といえば


個人的にはSATCが世代ドンピシャで、キャリーの右往左往が分かるったらありゃしない、


だからか


アンドレアに見え隠れする芯の無さを指摘するミランダ目線を、手厳しいとは思えなかったりして、


この歳で観るとこっちかあ、と苦笑しつつも

テンポ良いお仕事ガールズムービーは自己肯定感いっぱいで、自分もがんばろってなるのもよく分かるしで、多くの女性による高評価は頷けるものがありました。


車から降りるところも、携帯捨てるところも、思いきりスカッというわけではなかったんですけどね…




そして5月1日、




20年の時を経た彼らに再会したわけなんですが、ほんの二、三週間あいただけの私にも語らせていただくと、笑


主要人物ほぼ全員が集結してて、


いや、みなさんお美しい✨

俳優陣みんなが良い歳の重ね方してることにまず驚嘆なんですが、


正直メリル・ストリープは御歳…って考えるとあのまま"ランウェイ"の編集長やってることに一抹の不安が過らなくはなかったのが、全くの杞憂でした。


もともとオトナ顔だったというのもあるでしょうが、剥き出しデコルテの艶やかなこと




小娘だったアンドレアや同僚のエミリーも洗練されたオトナ女子になっていて、アンドレアの隠れたメンター、ナイジェルは相変わらずエレガントなナイスパーソン。


歳月を経た人物造形が破綻せずに、それぞれが幾星霜を感じさせながら存在するというのはなかなかあるものではないでしょう。特段の思い入れがない私でも胸が熱くなるものがありました。


もちろん昨今の世相を反映させてて、夢を売る商売にもシビアな現実がのしかかっていることで重い気持ちにもなります。ファッション大好き人間としては特に…


『プラダを着た悪魔』ではアンドレア対ミランダという個人のぶつかり合いの中でのアンドレアの成長という展開だったのが、


『プラダを着た悪魔2』では、"ランウェイ"存亡の危機に際してミランダの元を離れたアンドレアが再び"ランウェイ"に戻ってくるところから始まります。


この20年、アンドレアはジャーナリストとしての実力をつけました。が、栄えある賞にも浴しながら、花と団子は別、とばかりにメール一本で首を切られるっていうのはやけにリアルでコワイ


だからこその渡りに船で

ランウェイ親会社の会長からオファーを受けて窮地を救うべく馳せ参じることになるわけです。


相変わらずテンポの良い幕開けで

オフィスでの再会の場面は、これぞミランダ!


彼女の毒気が衰え知らずで笑ってしまいました。


でも、


そのミランダでさえ、世の流れには逆らえずといったところが随所にあって、なんともいえない気持ちにもなりました。


以前は脱いだコートバサっとアシスタントのデスクに投げ出してたのを自分でハンガーにかける姿とか…


隆盛を誇ったモード雑誌"ランウェイ"も紙媒体からデジタルに移行しているのは致し方ないにしても、その業界で働く人間の熱量までも縮小気味にあるように感じられるのが寂しいです。


かつて「誰もが私たちのようになりたいと思っているのよ」と静かに、けれど自信たっぷりに言い切ったミランダですら、「引き際が難しい」と弱音を吐いたりするのは、みぞおち辺りに響きました。


唯一エミリーはファッション業界で飽くなき自己実現を追求してるのはあっぱれで、上昇志向も嫌味がなかったです。


だからミランダに所詮”小売り屋"とこきおろされたときは、

ある意味事実なんだけどさ、そこまで言わんでいいやん…って

エミリーを贔屓したくなってしまいました。


エミリーは自己承認欲求が強いのでしょうが、いやいやアンドレアもミランダを前にするとかなりのワンコぶりを発揮してましたよ、相変わらず。笑


結局それだけミランダの個性が強烈だってことなんでしょう。ほんと物事をよく見てて、何気なく本質的な言葉をするどく突き刺してますからね。


終盤危機を回避できてホッとするアンドレアに

「私のためではなくあなた自身のためにやったのよ」というセリフには痺れました。


なぜなら「プラダを着た悪魔」でもおんなじような爆弾をアンドレアに落としてましたからね、車の中で。


そしてセリフや表情がいつだって決して大袈裟じゃないのに、振る舞いや間合いでミランダの内面までもを表現するメリル・ストリープは名女優ここにありの貫禄です。





アン・ハサウェイだけじゃなく、やはりメリル・ストリープあっての『プラダを着た悪魔』で間違いないです。


エミリーにしてもナイジェルにしても、アンドレアの親友にしても、余人をもって代えがたしの続編成功作品といえるのではないでしょうか。


かなりの時間が経っているにも関わらずそのテイストを維持しつつというのは、稀有なことだと思います。


今回はミラノで煌めくモードの洪水。ここもこの映画ならではの醍醐味です。もうワクワク。



公開前に人種差別とやらで叩かれたりもしてましたが、私が日本人だからか全然オッケーでしたよ。

ジン・チャオ、なかなか有能なアシスタントで昇進も果たし、オシャレのセンスも磨かれていってましたから


なんでもかんでも噛みつきたい人間がいるんですね。辟易とします。



終盤で後悔したことという感じで「子どもの成長を見逃してきたこと」というセリフがありました。そのときぶわあっと1で双子たちのために無理難題をアンドレアに突きつけたミランダが蘇り、しみじみと切なくなり、

それでも「仕事が好き」と言う悪魔が愛おしくなりましたね。


そして極めつけ

ミランダの最後のセリフが前編と同じく、やっぱり「GO」なんです。


うわ、洒落てるわぁ


と感心しながら、

これって全ての観客(女性)へのエールなのかも…

今回初めて思いました。

「自分の道を行きなさい」って…


大ヒットした1へのオマージュもふんだんに盛り込まれてて

20年経っての続編の意義をあれこれ感じながら


ハリウッド映画はこうでなくっちゃ!も思いきり堪能できました。満足照れ


約2時間、一度も時間を確認しない映画でしたね。

ゴールデンウィークにうってつけかも


ありがとうございました😊