数字が苦手なMoggiです、こんにちはゲロー

 

 

 

ドイツ語を学び始めた頃、苦戦したことの1つが「数の数え方」でした。

 

 

このブログを読んでくださっている方はドイツ在住の方が大半だと思うので、学び始めの方は共感、在独が長い方は"そんな事もあったなぁ〜"と思ってもらえるのではないでしょうか。知らない方の為に少し説明しますねニコニコ

 

 

 

まず、1から12までは英語同様それぞれの数え方があります。

英語:ワン、トゥー、スリー .... イレブン、トゥエルブ

独語:アイン(1)、ツヴァイ(2)、ダライ(3) .... エルフ(11)、ツヴォルフ(12)

 

 

そして、13から20まではこれもまた英語と似ています。

英語:サーティーンフォーティーンフィフティーン ... トゥエンティ

独語:ダライツィーン(13)、フィルツィーン(14)、フンフツィーン(15) ... ツヴァンツィヒ(20)

 

 

そして、ここからが厄介です。

英語では21、22、23は

トゥエンティワン

トゥエンティトゥー

トゥエンティスリー

 

と、十の位を言ってから一の位を言いますが(日本語も同じ)、ドイツ語では二桁の数字は一の位から言う事になりますゲッソリ

 

つまりどういうことかと言うと、ドイツ語で21、22、23は

アイン・ウント・ツヴァンツィヒ(21)

ツヴァイ・ウント・ツヴァンツィヒ(22)

ダライ・ウント・ツヴァンツィヒ(23)

 

※ウント=&(und)の意味。

 

 

今ではこんがらがることは無くなりましたが、学び始めの頃はこれが結構しんどくて。脳みそは十の位から言おうとするので、それを毎回「一の位からやで!!宇宙人くん」と一声かけてから言うようにしていました。

 

 

 

 

余談ですが、時間の言い方「◯時」と言う表現。

今でもたまに間違うことがあります汗

 

 

例えば「9時半までに来てください」と言われたとしましょう。

 

 

日本語で9時半は、9時+半=9時半 (9:000:30=9:30)

英語で nine thirty half past nineは、9、30=9:30、9時を半分過ぎた=9時半 (9:000:30=9:30)

 

それがドイツ語では halb(半分) zehn(10)と言い、10時の半分=9時半 (10:000:30=9:30)となります。

 

Neun(9) Uhr(時) dreißig(30) との言い方もありますが(9:00+0:30=9:30)、日常生活ではhalb zehnの方をよく使います)

 

なもので、”halb zehn” と聞いてもたまに脳内では日本語や英語の場合の緑の式が出来上がって、10:00+0:30=10:30と間違えてしまいます... (あ、私だけですか? 滝汗) 対処法としては「10時の半分やで!!」と言い聞かせることでしょうか...爆弾

 

 

 

 

 

これ面白い!!笑い泣き

 

 

日本語も1番上(スウェーデン)や英語と同じ概念で「90+7」だと思ったんですが、違うのか?キョロキョロ

 

そして、フランス語とデンマーク語が大変な事になってますね!!ポーン買い物するたびに計算力が磨かれそう。それに比べたらドイツ語の「一の位から言う」くらい大した問題じゃないのかも・・・

 

 

 

 

 

さて、前置きが長くなりましたがここからが今日の本題ですあしあと

 

 

 

 

皆さん、掛け算の概念って覚えてますか?

 

 

 

2×55×2では答えは同じ10でも意味が違う、と言うやつです。

 

 

2本耳のウサギが5羽で耳が全部で10本 → 2×5=10

5本耳のウサギが2羽で耳が全部で10本 → 5×2=10

 

・・・怖いですね キョロキョロハッ

 

 

 

でも、この掛け算の概念がどうもドイツと日本じゃ逆のようなのです...

 

と言うか多分、ドイツに限らず国によって逆or気にしないんじゃないかと思うのですが、留学経験や英語で数学を受けた経験がないので今まで気にかける機会がなく... 解る人がいたら教えてほしいですチューあせる

 

 

で、この「概念逆なんじゃないか疑惑」

 

仕事上でのミスに繋がりかねなくて、地味にストレス汗

 

 

例えばソーセージを15×4で真空してと言われました。Moggiの頭の中は"15本入りソーセージ袋を4つ作る"でしたが、「違うよ!4本入りを15袋だよ!」と言われてしまいました。「それじゃ4×15だよ?」と聞くと「そんなの(4×15、15×4)どっちでもいいんだよ口笛」と言う返事。

 

以前も同じことがあり、2本入りを3つ作るかと思いきや3本入りを2つと言われやり直した事がありました。その時も「それじゃ、2×3じゃなくて3×2だよね?」って聞くと「どっちでもいいんだよグッ」と。

 

 

うん、どっちでもいいと言いながら

 

 

いつもかける数かけられる数が逆... えーん

 

 

逆なら逆と教えてくれればそう気をつけるのに...

 

 

と、家に帰ってからもスッキリしないまま新聞で目にしたのは、

 

 

2日×4時間/週

 

 

てことは、やっぱりドイツでは日本で教わるのとは逆ってこと?真顔

 

 

確かにドイツ語では3×4は「ダライ(3)・マール(回)・フィア(4)」と「4が3回」と言っています。つまりこれは日本式でいうと「4×3」の意味...じゃぁやっぱり逆?英語でも「three times four」で「4が3回」と言っています、やっぱり逆なんだね?うーん

 

 

でも衝撃の情報?

ググってみると「掛け算の意味なんて存在しない」「順序は小学校で教える時の便宜上のもの」などと出てきました。

そうなの??びっくり

意味や順序は大事だと思ってたんだけどあせるそうじゃないと、先にも書いたようなミスが起こるしあせる国によって逆になるのかな?って思って書き始めたこの記事、まさかの「日本でも掛け算の順番に意味はない」に不時着しそうです・・・私、今日の今日まで掛け算の順序は絶対だと思ってたよ。じゃないと、5本耳のウサギが2羽ってことに...?笑い泣きダウン

 

 

皆さんは掛け算の順序をどう教わりましたかうーん!?

 

あぁ、スッキリしないDASH!

 

 

まぁ、なんやかんや言っても慣れてしまえばどうってことない問題なんでしょうねコーヒー数字に囚われないで楽しく生活できればそれで良いのよねークローバーでも時たま細かいこと気にする性格のMoggi なのでした。

 

 

 

↑うちの近所にある謎のオブジェ。

 

 

 

 

それはそうとフィギュアスケート羽生選手、金メダル1号ですね王冠2キラキラ

そして五輪連覇ベルすごい!

 

 

それでは皆さんも良い週末をシャンパンロゼワイン

Schönes Wochenende 虹