トリノ冬季五輪の代表最終選考会を兼ねたフィギュアスケート全日本選手権最終日を
代々木競技場まで見に行ってきました。いや、もう言葉もありません。今後こんな豪華な
メンツの生演技を見られることってそうそうあるのでしょうか?何でチケット取れたんだろ
ー?席種はA席(3千円)のところだったのですが、伊藤みどり選手他の実況席の真上
(もちろん、生で国分太一くんも!)リンクもすごく近くて、ちょっと得した気分でした。
滑走順は事前の抽選で、荒川→浅田→恩田→村主→中野→安藤となっていました。
荒川の出来は文句無く良かったのじゃないかな。少しジャンプでぐらついて手をついてし
まいましたが、テレビの文句じゃないけど、女王の貫禄充分。世界で見栄えがする選手
の一人だと思います。
真央ちゃんは軽やかでホントに妖精のよう。ジャンプが一番安定していました。このまま
4年後まで持っていってほしいなー。とにかく、一番心配なく見られた。きっとその頃には
少女から大人の女の子に変身しているんでしょうね。おねーちゃんの舞ちゃんも上手で
びっくりしました。しかも高校生なのにとても綺麗。
恩田は今回見たかった選手の一人で、密かに応援していました。パワフルで、他の選手
にない存在感を持ってるかな。あまりチャンスに恵まれなくてとても悲しいなぁ・・・。今回
は残念な結果になりました。次回のオリンピックは難しいかも知れませんが、他の世界
選手権などの活躍の場でこれからどんどん出ていって欲しいと期待しています。最後の
ガッツポーズは今までの集約でした。あぁ気持ちいい。
さて、今回一番の収穫は、村主を生で見られたこと言っても過言ではありません。なん
て幸せ・・・。多分、このような緊張感の中で最高の村主の演技を見られるチャンスは
なかなか巡ってこないのではないかと思ったくらい素晴らしかった。会場と銀盤が一体に
なるってこのことね、というくらい会場の観客が固唾をのんで見守っていました。とにかく
優雅で美しい。最後にはため息と共に大きくスタンディング・オベーション。ブラボーって
もんです。文句無しのトップ。
この後滑った中野はすごく気の毒だったけど、独りよがりじゃない見るものも巻き込んだ
世界観にしばしどっぷりはまりこみました。やー、もうぶっちゃけこの後は安藤が出てき
てもこの感覚は揺らぎませんでした。最終選考は予想通りの3人だったけど、安藤はオリ
ンピック開催の2月までにしっかり調整してくると思うので、今後に期待でしょうか。彼女も
存在感では決して負けていないと思いますから。
2月の冬季オリンピックはテレビで見ることになると思いますが、寝不足が続きそうです。
嬉しいやら辛いやら。どんな時間帯になるのか不明ですけど・・・。