こんにちは。
後悔しない中学受験をモットーに
市ヶ谷で学習塾をしています小澤 珠美です。
昨日、電車の中である小学生の女の子2人のおしゃべりを
聞いていました。耳をダンボにしなくても聞こえてきちゃいました
A子ちゃん:「ね~、塾やめたいと思ったことあるでしょ?」
B子ちゃん:「うん、あるよ」
A子ちゃん:「じゃあ、何で辞めないの?」
B子ちゃん:「だって、やめてもやりたいことないし。。。」
中略
B子ちゃん:「絶対に計算と漢字は毎日やれって」
A子ちゃん:「誰が言うの?○○先生?」
B子ちゃん:「ママが言うの。やらないと塾やめさせられちゃう。
あとクラスが下がってもやめさせられちゃう」
A子ちゃん:「じゃあ、やるしかないね」
なんだか不思議な会話じゃないですか
でも実は結構、子どもたちの間では
普通に交わされる会話のような気がします。
1つめの違和感は、
A子ちゃんの初めの「ね~、塾やめたいと思ったことあるでしょ?」
というセリフ。もちろん突如その話から始まったわけではなく
塾の先生の楽しい話をした後、
ふと思い立ったように切り出していました。
A子ちゃんの言葉には「私も思ったことあるけど、
B子ちゃんも当然あるよね?」というニュアンスが含まれています。
2つめの違和感は、B子ちゃんのモチベーションはどこにあるのか。
おそらく5年生の子たちだと思いますが、
上記の会話では、
きっとこれからのハードになってくる勉強は乗り切れません。
もしB子ちゃんのモチベーションをあげるとするならば
ママでしょうか
大人が家でどのように中学受験について
話しているかは子どもの会話で伝わってきます。
みなさんのご家庭は大丈夫ですか。
お子さんが自分の中学受験を一生懸命
(もちろん子どもなりにで構いません)
捉えているか、取り組んでいるか思い浮かべてみて下さい。
ママがかける言葉は魔法の言葉にも
悪魔の言葉にもなってしまいます。
中学受験がお子さんの成長につながるような日々の会話を
ぜひ実践してみて下さいね。
ちなみに最後のA子ちゃんのまとめっぷりもなかなか笑えました
最後までお読みいただき、ありがとうございました