こんにちは。
後悔しない中学受験をモットーに
市ヶ谷で学習塾をしています小澤 珠美です。
この春休みにあるお嬢さんたちの面接指導をさせていただきました。
あれ?早くない???
そんな疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。
もちろん中学入試に向けてです。
毎年、冬の直前期に塾生を対象に行うのですが
今回はご縁があり、年末の入試までに数回
プログラムを作り、
継続的なセッションをさせていただくことになりました。
帰国枠生の入試対応なので通常とは異なり、
時間をかけながら対応させていただくことにしました。
今回の初回セッションを終えての気づきは2点です。
①Yes,Noをはっきり意思表示できる
②自分の夢を語れる
この2点においては、日本以外の教育機関で
教育を受けてきた子どもたちの方が明らかに評価が高くなります。
(少し残念ですね(T_T)
多くの場合、直前期の面接指導において
①②について、または志望動機について
家で練習を重ねてきても、
なかなか形になっていないお子さんが多いものです。
受験する学校の面接形態にもよりますが
2~3回練習を重ね、自分の言葉として
ある程度のことを語れるよう指導します。
ただし、この10年くらいで日本教育機関で
教育を受けてきた子たちは
さらに自分を表現することが苦手になっているように思います。
今回、お預かりしたお二人のお嬢さんはこの点においては
とてもしっかりされていました。
帰国子女枠ではなく、一般的な面接対応であれば
おそらく問題はないでしょう。
ただ他の帰国子女の子たちに混ざり、
グループディスカッションとなると
さらに意見に理由づけ、論理性も求められてくるでしょう。
面接シートをお渡しし、
次回までの課題を個々にお伝えしました。
明日から新学期が始まる方も多いでしょう。
面接できちんと自分を表現し、語ることは
大人でもそうですが、
付け焼き刃でなんとかなるものではありません。
6年生だから、面接があるからという訳ではありませんが
お子さんが外で自分について語る
アピールをする
そんな機会があるならば
時間をかけてお子さんの言葉を引き出し、
大人が意識的に種をまき
きっかけを作っていくことが大切なのではないかと思います。
教育のシステム批判ではなく、
周りの大人が子供たちにきっかけを作るよう
努力することも大切だと思いました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました
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