おはようございます。
後悔しな受験をモットーに
市ヶ谷で中学受験の塾をしています小澤 珠美です。
今日で4日目。
今日も頑張って受験会場に向かう受験生のみなさん、
保護者のみなさん、本当にお疲れ様です。
受験を続けていらっしゃる方の多くは
苦しさ、中学受験の厳しさを痛感されている方が多いのではないでしょうか。
4日目以降は
もう志望順位高い学校の合格を持っている受験生は
受けに来ません。
12月までの偏差値も関係なければ、
過去問さえも関係なくなってくるでしょう。
開き直れるか…
とことん入試を楽しめるか…
そんなところに合否の差は生じてきます。
数年前、ある生徒の4日の入試応援に行った時のことです。
彼女にとって、その学校は少しレベルの高い
第1志望校でした。
その日は3回目の入試でこれが最後です。
2回の不合格のイメージを払拭するためにも
これまでとは違った行動をとろうと約束しました。
その日は本人とお母さんと私の3人で
最寄駅で待ち合わせをし、
3人で学校に向かいました。
午後入試も含め、
ハードスケジュールな入試をやってきた彼女は
間違いなく体力的にも精神的にも限界だったはずです。
午後に試験がない日は
塾で夕方まで勉強していました。
その彼女が私とお母さんにこう言ったのです。
「もう今日で入試がおわちゃうなんて寂しいな。
もっと受けたいな」
正直、私も一緒に聞いていたお母さんも耳を疑いました。
「本当に?」
なんどか聞き返しました。
やはりもっと受験したいと笑顔で彼女は言うのです。
彼女が受験会場に入ってから
私とお母さんの緊急会議がスタート。
勉強だって決して好きだったわけじゃないし、
体も心も疲れ果てているはずの彼女が
入試を楽しんでいるのです![]()
彼女に校風もレベルも合っていて
まだ出願可能な学校…
お母さんは急きょその学校に行き、出願。
彼女が試験を終えて塾に来たら
はじめて聞く学校の過去問演習がスタート![]()
「でも、先生もママも私に合うと思うんでしょ![]()
だから大丈夫だよ。明日学校にも行くし」
彼女は5日に受けた学校に見事合格し、
今もその学校に楽しく通っています。
中学入試は親子でできる最後の共同作業。
ここまで頑張っているわが子をしっかり褒めてあげましょう。
それがまたお子さんの次の頑張りにつながるはずです。
今日がみなさんにとっていい1日となりますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしければ、クリックお願いします![]()