2014女子学院 | 小澤珠美のブログ ~空と海~

小澤珠美のブログ ~空と海~

仕事(中学入試)と教育コーチングを中心に語っていきます。でも、時々は息抜きさせてください♪気になったこと、おいしいもの、旅行先のこと、などなど、気軽に語っていきます。どうぞお付き合いください!(^^)!

こんにちは。


後悔しな受験をモットーに


市ヶ谷で中学受験の塾をしています小澤 珠美です。


今年の入試問題が出そろいました。


女子の受験校を軸に


時間を見ながら、分析をあげていきたいと思いますニコニコ


第1回目は女子学院。


大問7題、小問31問。


2009年まさに前回のサンデーショックの年から


難化していたJGの算数でしたが


昨年は以前の標準問題を中心とした出題に戻り、


今年も受験生にとっては


比較的取り組みやすい出題だったのではないかと思います。


簡単すぎず、実力の差がはっきり出たのではないでしょうか。




1枚目、大問1は典型題が並びますが、


(3)は6度の部分が角度として意識しづらいので


ウを求めにくいと感じた受験生も少なくなかったでしょう。


また(5)については答えがJGの速さの問題にしては


珍しく分数できたないため


一瞬焦りを感じたのではないでしょうか。


大問2は割合ですが、素直に線分図を書いた方が


マルイチ算でとくより、圧倒的に速いでしょう。


大問3は不完全な立体の展開図に必要な面を1つ加える問題。


これは3年生、4年生の子でも


チャレンジできるいい問題ですね。


大問4は水位変化とグラフ。


初めの2つの小問さえ理解できれば


手を動かしやすい問題です。


これが難しく見えてしまうと


3枚目に進むのはつらくなるでしょう。


大問5は円の回転移動。


これもJGでは非常に珍しい出題です。


きちんと作図ができないと赤い斜線部分を見落とし、


面倒な計算をしなければなりません。


もちろん三角定規という情報も


JGの好きな特別角の利用につながっています。


3.14の処理で手間のかかる問題なので


求め方からしっかり描くようになっていますね。





大問6は仕事算。


周期をきちんと書きだしていけば、


初めの手間はかかりますが


いわゆる難問ではないでしょう。


(1時間単位ではなく、30分単位で整理すると分かりやすいでしょう)


初めのところはきちんと情報整理をしないといけないので


そこに時間をかける前に


必ず次の大問7を見ておきたいですね。


大問7は推理算の良問です。


ぜひ低学年のみなさんもチャレンジしてみましょう。


問題文を読みながら作業をしていけば、


(1)(2)は比較的すっきり解けますね。


(3)も表裏の和の合計がすべて一致しないとのことなので


これも表などにまとめながら解き進めれば


答えにたどり着くのにそれほどの時間は要しません。



さて、来年は再びサンデーショックの年となります。


学校にはこのままJGらしい努力量がそのまま反映される


良問を出題し続けていただきたいですね。


サンデーショックの年だからこそ、


JG合格のために


一生懸命勉強してきた第一志望の子たちの努力が報われる


入試となることを期待しています音譜



最後までお読みいただき、ありがとうございました。





よろしければ、クリックお願いしますニコニコ



にほんブログ村


にほんブログ村