今回のテーマはブルーカード面接。
女子学院をテーマに記事を書いていますが、
他の学校を希望していらっしゃる保護者の方、
男の子をお持ちの保護者の方にもご参考にして頂ければ幸いです。
そもそもブルーカードについてお話しなくちゃいけませんね。
JGは90分の通学時間に制限を設けています。
簡単にいえば、微妙な条件のご家庭は出願時に
院長先生が直接面接されて確認されるのです。
それこそ、駅すぱーとなどで諸条件を調べながら。
もちろん、そこで条件に合わないと出願できない方も
いらっしゃるでしょう。
(私自身はこの時点であきらめなくてはならなかったお子さんを
お預かりしたことはありません)
というのも、ご住所を確認した段階で、「あれ?大丈夫かな?」と
不安の感じるとご家庭にもそのままお伝えしたり、
必ず90分で通えるルートを確認して頂いているからかもしれません。
今は交通網が発達しているので、数年前までは確実に
アウトだったと思われるご住所でも
大丈夫になっているケースも少なくないので
ご心配な方はきちんと調べてみることが必要でしょう。
ご近所にJG生がいるかもしれません。
学校の意図は通学に90分以上かかるお嬢さんをはじくことではありません。
6年間、毎日の通学。満員電車。
そこにさらに往復3時間以上かかるとすると
成長期の女の子にはかなりの負担![]()
実は、保護者はしっかり考えてあげないといけないところなのではないでしょうか。
学校選びに「近さ」を挙げる方も多くいらっしゃいますが
それも大切な選択かもしれません。
多少遠くても本人が気に入って選んだ学校ならば
がんばって通えてしまう
というのも
真実ですが、状況は様々。
付属校なら多少遠くても…。
進学校なら高校生になってからの通塾も視野に入れつつ。
話がだいぶ横道にそれましたが、
地方から転勤で戻っていらっしゃる(出願時に地方に住所がある方)方も
ブルーカード面接の対象になります。
ただこの場合は、4月からおおよそどのあたりにお住いになるのかの
確認がされるようです。
ちなみに数年前にお預かりしたお嬢さん(関西からの受験で、ブルーカード面接の対象者)で、
予定外に4月以降(JG入学後)もしばらくお父様だけ関西に
残らなければならないことになった時には
先生から「神戸女学院への転校」を打診されたそうです。
中学生の大事な時期だからこそ、
家族でいっしょに
という学校のポリシーを垣間見るエピソードですね。
