過去問演習 | 小澤珠美のブログ ~空と海~

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仕事(中学入試)と教育コーチングを中心に語っていきます。でも、時々は息抜きさせてください♪気になったこと、おいしいもの、旅行先のこと、などなど、気軽に語っていきます。どうぞお付き合いください!(^^)!

そろそろ本格的にどこの塾でも具体的に指示が出され、演習しはじめている頃ではないでしょうか?

親は(私もそうでした…ガーン)過去問の演習結果がよければ安堵し、悪ければ不安になるものです。

毎週のカリキュラムテストやYTの結果でドキドキするのと同じくらい振り回されてしまう事もあるのではないでしょうかはてなマークはてなマーク

それぞれの塾の先生からの先生の指示に加えて、良かったら試してみてください。


◆演習時間は本番より5~10分短く!

 実際には家での演習と本番のテストでは緊張感が違います。「家に帰って直したらすぐにできた!」なんてよく聞こえてくるフレーズです。環境によるプレッシャーがかけられないなら、時間的プレッシャーをかけるのが効果的でしょう。(ただし、ただでさえ時間的プレッシャーがかかっている女子学院のような学校はそのかぎりではありません。)


◆可能な限り本番と同じフォーマットで!

 学校によって過去問をそのままの形式で配布してくれる学校もあります。そんなうれしい学校の場合はおおいに活用しましょう。筆算スペースの確保は算数においてはお子さんにとって大人が思う以上に大切です。


◆市販の過去問集を使う時はコピー(問題&解答用紙)をとって演習を!

 環境的プレッシャーもそうですが、意外とあの厚い過去問集は解きづらいビックリマーク算数で言うと筆算スペースもままならない!!「コピーなんて凄い量になるからもったいない」って方もいらっしゃるかもしれませんが、復習の際、書き込み等、自由に活用できるので意外と効果は大きいと思います。答えが後ろに付いているのも、我が子をどんなに信じていてもあまりいいことではありません。だって、子ども達だって「第一志望校でいい点数を取りたい!」「お母さんに褒めてもらいたい!」「塾の先生に認めてもらいたい」っていうのは素直な気持ちです。


◆できれば採点は保護者の方がやってみませんか。

 個別にしっかり指示と対応をしてくれている場合は別ですが、多くの塾の先生はなかなか細かくは見きれていないはず。

 お子さんといっしょに取り組んでいる、応援していることをお子さんに伝えていく手段のひとつです。

ただし、「どーしてこんなところで間違えるの!」「滑り止めなのにこんな点数じゃ…」などマイナス発言は禁止です。「必ず1つは褒めてあげる!」ことが必修です。そうでないと過去問演習は(本来、楽しみな子が多いはずなのですが)嫌になっちゃいます。


◆5年分を2~3回解き直す???

 冷静にスケジュールを組むとそんな時間はないはず。回りきるわけがありませんショック!

「だから1月校と滑るい止め校は解かない」…そんなことはしてはいけません。

だってどんな形式か、またどの程度の難易度かを知らずにテストを受けに行くなんて怖すぎです。

志望順位の低い学校でも必ず1年分はしっかり解いて、敵を知っておきましょうニコニコ

で、本題の過去問は3回演習するという話題ですが、「3回解けば覚えちゃう!」のは当たり前!3回目解いても出来があまり良くないのだとすれば、それは復習の仕方に問題アリ!



1回目ビックリマーク

時間を短縮し、演習。間違えた問題は過去問専用の復習用のノートを作成し、解き直す。もちろん捨て問は存在するので、すべてを解き直そうとすると結果解説をただ写しているだけになってしまうものもでてきちゃいます。質問は必ずしてください。



2回目ビックリマーク

復習ノートを使って間違えた問題だけ1か月以上のタイムラグをおいて演習。



3回目ビックリマーク

基本不要だと思いますが、1月に自信を持たせるために志望校別対策の教材等がない場合は演習してみても良いでしょう。




どんなにいい材料もお料理と一緒でアレンジ一つで美味しさ・効果は大きく違うものですね。



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