電車を、降りると、その人も降りてきた。


その時に、「痴漢です!!」って訴えればよかった。。

目的地に向かうため、キョロキョロしていると、

あの男性が声を掛けてきた。

「道に迷ってるの?お姉さん、電車一緒だったよね?」

「はい。あの、病院にいきたいんだけど、よくわかんなくて。」


応えなきゃよかった。。
だけど、なんか怖い。。


「俺も、あっちにいくから、教えてあげる。」

「いや。いいです。」

「お姉さん、何歳?」

まじ、やばいのにひっかかちゃったぁ。。

「俺さ、今、酔ってて。あの、電車、ひとすごかったねぇ。俺、手をあげたままだったから、疲れちゃったよ。」


このやろぅ!!
と思った。だけど、証拠がない。

「俺、リストカットしてるんだよね。だけど、仕事もきちんとしてるし、大丈夫なんだけどねっ。」

この発言が、怖くて。
腕には、沢山の傷。

回りには、人がいない。

変なこといって、挑発するのだけは、やめよう!って思った。

「いやぁ。お姉さん可愛いからさぁ、電車の中で、抱きつこうかと思ったんだぁ。」
っていいながら、腰に手が回る。


怖い。。

「場所まで、案内してあげるから、キスしてよ。ハグさせて。。」

やばい。。
あと、少しで明かりがある。

あっ。ツルハに、逃げよう。。

話をはぐらかす。。

だけど、相手は、背中を、スーッてさわってきたり、手を広げて、
「抱きついてきてよ。」なんて言っている。

怖い。
きもちわるい。

怖い。。
怖い。。。。

ツルハが、目の前にみえてきた!

「買い物あるから、ツルハにいくわぁ。道案内、ありがとう。」

「俺のこと、捨てるの??」


やばい。。
きられる???

カバンから、何が出てくるかわからない。

よし、走れ!!

ここなら、絶対走れる。。

「ありがとう。じゃーねー!!」

ツルハにはいると、彼はどこかに消えた。。


なんだか、怖くて、
涙が出てくる。。

最悪。

体、すぐ洗ったけど、感触がキモチワルイ。

お尻。
背中。
腰。
腕。
そして、。。。。

すべてが、キモチワルイ。


涙いっぱい。。




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