~第二章~

「不安と優しさ」



突然アラームの音に驚き目を覚ます。

半分、ぼやけながら、時計に目をやる。。



ん??


ん?ん・・・・・・・・・。。


えええええええええええええええええええええええええ。。



お昼ご飯過ぎに集合と言われていたのに・・・・。


時刻は現在、11時。。


驚いて、目を覚ます。

これは、完璧な遅刻。


頭の中が、空っぽになる。。。


体がうまく動かない。。。。。。車を運転するも、忘れ物を思い出し

家まで取りに行く。

これは、大切な皆へのおみやげww

皆というか、ご挨拶に使う、おみやげ。。


しかし、外は雨で、雲が多い茂っているというのに、心は晴れ晴れ。。。

どんなに、この時を楽しみにしていたことか。。


こーちゃん・ゆーちゃんの成長。

みーちゃんの寛大さ。

まーちゃんの優しさ。

かーちゃんの愛くるしさ。


たーちゃんの偉大さ。

せーちゃんの巧みさ。

ひーちゃんの大胆さ。


みーちゃんの落ち着きさ。

そして、

そーちゃんの癒し。


もう、何もかもが、素晴らしい仲間なのだ。

それ一つとして、かけることのない。


途中、自分の用事のため、西区のニトリで買い物。。

申し訳ないと思いながらも、

どうしても、ソファーカバーが欲しくて。。。

(ごめんね。。。)


でも、ソファーカバーって、以外に高いのね。。

こんなもんらのかしら。。。。


2掛け用で、5990円。



さて、買い物も終わり、皆のもとへ急ぐ。

運転しながらも、多少の不安を感じながらも、以外と冷静な自分がいた。。


こんな感情は初めてに近いかもしれない。。。





ピンポーン。。。



重い扉を開く。






「いらっしゃ~~~い」



あたたかい声が、響きわたっている、


そう、この空間。

皆が笑い合っている、この空間が好きなのだよ。

ただ、いつもと違うのは、お初メンバーがいるところ、、、。

多少、緊張する。


でも、よく見たら、うちだけ緊張と興奮していた。

それは、周りから見ても、わかるくらいで、

顔が赤面していることを指摘される。。


暑さのせいにしながらも、本当は心の中では、それどころでは

なかった。


しかし、そんな不安とは反対に、皆の優しい声が組み合わさっていた。

ここの仲間は、本当にあたたかいのだ。


そして、会話に隙がない。

ちょっとでも、うまいことを言ったと思ったら、何度もそれが繰り返されながらも、

進化をつづけていくのだ。


クレーターという話題から、

なぜか、月面着陸の話しへと広がり、

そして、

ガガーリンの「地球は青かった」の名言を使いながら、うまいことを言っている。


本当、さすが!としか言いようがない。。


言った本人の、満足した顔は、とてもお茶目。。

笑いが絶えなさすぎて、本当にうるさいくらいなのだ。。。


テーブルでは、お酒が酌み交わされ、

もう一つのテーブルでは、たこやき作りに

没頭している。


一回目は、なかなかうまくできない部分があり、それを

みーちゃんに言われ、

「丁寧なだけ。」と答える、まーちゃん。


結局、チーズのせいって、いい訳にして、一回目の焼きを

終了。。。。。


でも、それで、コツをつかみ、それ以降は慣れた手つきで上手に作る

たこやき娘さんww


娘さんっていうと、せーちゃんとかから、

おばさん。。。って言われそうですが・・・・(笑)


とにかく、本当に楽しい時間を過ごす。

こうなると、自分ではわからないような、すごいパワーを発揮するのが

お酒の力。。


子どもたちが、昼寝のため、2階にあがっていくと・・・・・・・

さすがそこは大人!!

声を小さめにする。。。




やっぱり・・・・・。

無理だ。。。。。



お酒の前では、無の状態となす。


何かの話題に、どんどん声が大きくなる。

また、「しー!!」といっても、そんなのやっぱり関係ないのだ。。。


楽しすぎる世界に飲み込まれていく。

懐メロというジャンルに、酔いしれていく。

楽しくなると、またお酒のペースが速まる。。


大人たち???

嫌。。


ここで、大人は存在しないのだ。。。。。。。。。。


子どもみたいにはしゃいで、

ただいま、午後16:30.。。。。。。


何故か、懐メロが楽しすぎて、カラオケに出発決定!!

子どもたちも、目を覚まし、

一台の車に乗り込み、出発進行!!!






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