やりたいことが見つからないと言い訳しながら、いい歳をして家でぐだぐだしている人もいるが、やりたいことがすぐに見つかり、それに従事できる人なんてごくわずか。

それなら、目の前にあることを精一杯こなしていけばいい。

やりたいことを見つけたときの自分にとって決してマイナスにはならないはず。


やる前から、『できない』と口にする人は、論外だが、できないことを『できない』と口に出すことは、勇気のいること。

心の弱いものがさらに自分より弱いものを傷つける。
傷つけられたものは、耐えるか死を選ぶしかない。

んっ?
そんなことはない。

生きている世の中は、そんなに狭い世界じゃない。

今、いる場所で生きていくことが苦しいのなら、別の場所に避難してもいいんじゃないか?

安全な場所に逃げることは恥ずかしいことじゃない。
広い世界には必ず、自分を受け入れてくれる場所があると信じてほしい。


死にたいなんて思うこともあるかもしれないが、、、
最後は仲間や家族がいるから、生きている楽しさを感じるもの。

限られた命を生きることは、恐怖なんかじゃない。


強くあれ。


こんな言葉を、思春期に聞かされても、理解できないと思う。

だって、その時は、自分のことで精一杯なのだから。

世界なんてなくなればいい。

いや。

自分なんて、壊れてしまえばいい。

こっちの言葉の方が正しいかっ。

自分1人いなくても、何も世の中は、変わらない。

自分1人いなくても、いつかは忘れられ、あんな子もいたよね。なんて思い出話のネタになるだけ
自分1人いなくても・・・



と昔の暗黒しか見えなかった自分を懐かしく感じる。

本の力は、偉大だ!

絵がないぶん、その世界を想像し、引き込まれる。

つい、昔の気持ちが出てきてしまう。



ただ

昔と違うのは、
生きている、楽しさ、そして生かされている、素晴らしさに感謝できる。
自分という個体を、受け止めてくれる。
それだけで、幸せ。


強くある必要はない。

皆が、皆。
強いわけでは、ないのだから。

弱くてもいいじゃないか。


弱さがあるか、完璧じゃないから、人間なのだ。

皆、違って、皆、いいでしょ。