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今日はちょっと過激な題ですが

内容も過激です!

 

家族に関しての話ですが

気分を害されるかもしれませんので

読みたくない方はここまでで

読むのをやめていただいた方が

良いかと思います。

 

 

================

 

 

さて。

 

この年末年始のTwitterでは

親戚一同での年末年始を過ごした

LGBTQの当事者の

リアルタイムなつぶやきが

あちこちで見られました。

 

 

中でも目についたのは

「帰りたい」

「しんどい」

「作り笑いに疲れた」

「苦しい、辛い・・・」

 

 

なんでかわかりますか?

 

 

 

そうです。

 

 

 

「早く嫁に行きなさい!

いい人いないの?」

 

 

「そろそろお嫁さんでももらって

身を固めたら?いい歳なんだから」

 

 

「お正月くらいお着物着て

女の子らしくしてもいいんじゃない?」

 

 

「そろそろ親に孫の顔

見せてやらなきゃな!」

 

 

 

普段会わない親戚から

次々と浴びせられる

これらの言葉たちに

うんざりするからです!!!!!

 

 

 

しかも全く悪気はないから

さらにタチが悪いのです。

 

 

そりゃそうです。

自分の家族、身内に

LGBTQである人がいるなんて

 

 

一ミリも、

想像すらしていないから。

 

 

カミングアウトしていなければ

わかるわけがありませんし。

 

 

 

じゃあ、

親にカミングアウトしていれば

心配ないと思いますか?

 

 

残念ながら・・・

そうとは限りません。

 

 

 

 

親が

「親戚には言わないで」

と言っている場合は

やっぱり

隠さなきゃいけないからです。

 

 

 

と、いうことで

ただひたすら作り笑いで耐える

年末年始を過ごすしかない。

 

 

 

こうして

「大人になったら

2度とここに顔を出すものか!」

と決意を固めていくわけですね。

 

 

 

言い方はキツイですが

LGBTQの当事者の子どもにとって

一番の「邪魔者」は

理解してくれない家族です。

 

 

 

好きな人ができても

それを隠さなきゃいけない。

 

 

同性と付き合ってる、とバレた途端に

ものすごい勢いで否定されたりします。

 

 

 

「気持ち悪い」

「ありえない」

「別れなさい」

 

「もう会うんじゃありません」

「別れないなら縁を切る!」

「あなたは洗脳されてるだけなの!

そんな子じゃなかったのに!」

 

 

なんてね。

(これは実話です)

 

 

 

そこまでいかなくても

「どうして・・・」って

泣かれたり

 

 

「今だけでしょ?

同性に憧れる時期もあるのよ」

って受け入れてもらえなかったり。

 

 

 

とにかく家族、

特に理解してくれない親の存在

ものすごく大きな障害物になるんです。

 

 

 

「障害物なんて酷い!!!

子どものことを

誰よりも考えているのに!」

 

 

って思うかもしれません。

 

 

ごめんなさい・・・

 

 

 

でも、私は

そう感じる子たちがいるって事実を

お伝えしなければなりません。

 

 

 

できればもうしばらくお付き合いを。

 

 

 

親が邪魔だと感じた子どもは

 

 

「できるだけ早く家を出る!」

って思います。

 

 

 

理解のない親の支配下から

離れたくなるのです。

 

 

 

誰だっていずれ

家を出る日は来るのかもしれませんが

 

それが必要以上に

「早まる」ってことです。

 

 

 

本当だったら

高校を卒業して大学へ行って

自分の興味のある分野を学び

深めてから社会に出られた子が

 

 

 

とにかく親元を離れるために

高校を中退して

バイトしてお金貯めて

家を飛び出す

なんてこともあります。

 

 

 

将来の夢よりも

「親から離れること」が

最優先になるんですよ。

 

 

それがいいとか悪いとかでは

ありません。

 

 

そういう選択しか

なくなっちゃうってことです。

 

 

Twitterのつぶやきを見ながら

 

「今年は何人の子どもたちが

絶対親から離れてやる」って

新年の決意をしたんだろうなあ・・・・

 

と思いました。

 

 

 

 

LGBTQの当事者じゃなくても

多くの子どもが成長過程で

親を邪魔に感じる時期は

あるでしょう。

 

 

結婚して

子どもがいる人にだって

「二人目はまだなの?」とか

聞いて来る親戚はいます。

 

 

 

異性愛の方にだって

「そろそろ籍をいれなさいよ」

って言って来る人もいます。

 

 

 

身近な人ほど

「愛」という名の下に

あれこれ口出しします。

 

 

 

特に

「こうあるべき」

「こうでなければならない」

「これが正しい道」

 

 

その固定観念が強ければ強い人ほど

子どもの行動に

自分の価値観で

あれこれ言いたくなります。

 

 

でも安心してください。

回避する方法はあります。

 

 

それは

「自分の価値観」を

広げることです。

 

 

 


こんな道もある

あんな道もある

こんな人生もあんな生き方もある

 

幸せの形はひとつじゃない

 

 

 

そう、色々な価値観を知って

世界を広げることです。

 

 

理解してくれない親(家族)

は一番の邪魔者、と言いましたが

 

逆に応援してくれる親(家族)は

最強の味方です。

 

 

 

家族は、身近だからこそ

どちらにも

極端になりうるわけですね。

 

 

全ての子供たちが

家族という味方を手に入れますように。

 

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