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前回はこちら↓

 

 

 

 

 

好きな子に

「男だったらよかったのになー」

と言われたぼく。

 

 

 

「なんで男じゃないんだぼくは!!!」

 

もう、自己否定まっしぐらです。

 

 

 

そうなると、全てが

「男じゃないせいで」

うまくいかないって

思うようになるんです。

 

 

 

だって

「男だったら」

堂々と告白できるのに。

 

 

「男だったら」

好きな子と付き合えるのに。

 

 

 

男だったら・・・

 

男だったら・・・・・・

 

 

 

そのころのぼくの不幸の原因は

全て「男じゃないこと」でした。 

 

 

 

「男じゃない自分」には

どうにもならないことなんだ。

 

 

 

だってそれは努力しても変えられないし。

 

 

 

好きな子が彼氏と別れても

違う「男」と付き合って幸せになるのを

 

 

ぼくは「女友達」として

見ているだけしかできないんだ。

 

 

 

 

帰り道、一人で泣きました。

ええ、そりゃもう号泣ですよ。

 

 

 

好きな子に

本気で好きとすら言えないぼく。

その資格を持っていないぼく。

 

 

 

なんの価値もない、ぼく。

 

 

 

「死んじゃいたい」

と思ったのもその頃です。

 

 

 

家を出て

いわゆる「おなべバー」で働こうか、

なんてことも

一時期本気で考えたんですよ。

 

 

 

それしか自分らしく生きる道がない

って思ったから。

 

 

 

だけど、家を出ることも

カミングアウトする勇気もなく

 

 

 

そもそも当時

そんな情報も知識もないぼくには

できませんでした。

 

 

 

それから少しして。

 

 

彼氏とケンカしたその子が

もういやだ、彼氏と別れたい、って話を

ぼくにしてきたんですよ。

 

 

ぼくその頃

 

 

恋の病で眠れなくて

ちょっと(いやかなり)

頭のネジがぶっ飛んでたんです。

 

 

その子が悩んで泣いてるの見て

 

 

 

「なんでこんないい子を泣かすんだ!

ぼくだったらもっと大切にするのに!

男のくせに

なんで優しくしないんだ!」

 

 

って思ったんです。

 

 

そしたらもう

どうしても我慢できなくなって。

 

 

 

その子に

 

「ぼくは、友達としてじゃなく

本気で〇〇の事が好きだ。

そんな男と別れて

ぼくと付き合ってよ!」

 

 

 

って言っちゃったんです。

 

そう、ぼくの生まれて初めての

カミングアウトは

好きになった子でした。

 

 

 

そしてその子は

 

 

そのあと彼氏と別れて

 

なんと

ぼくと付き合ってくれたんです!

 

 

 

 

最高に幸せでした。

 

だって、大好きな子と

付き合えたんですもん!!

 

 

 

 

「なんだ、男じゃなくたって

大丈夫じゃん!」

 

 

 

って思いました。

 

 

 

だけど・・・


 

その③へ続きます。