新しい相棒…
ノンターボの軽自動車…
R君はとにかく非力…
出足もさることながら…
山道に至ってはウンウン唸る。
しかし…
そんな相棒R君なのだが…
なぜか最近愛着が出てきた。
前の車に比べたら…
できないことだらけである。
「ここはあかんか～」
「ここは行けるぞ～」
できることと苦手なところがある。
それをあの手この手で乗り切る…
「出来ないことだらけ…」
よくよく考えて見ると…
自分も同じようなもの…
加齢と共に出来ないことが増える。
このことが心のどこかにある。
出来ないことの多いR君に…
自分自身を投影している…
そのことに最近気づいた。
坂道をウンウン唸りながら登る。
「頑張れR君！」
自分の気持ちも一緒に…
一心同体…
その感覚が楽しさを倍増する。
そんな感じなのである。
そのお陰で…
高性能な車に乗ると…
「すげ～」
となるのだが…
ある意味…
出来すぎて面白くない…
出来ないことだらけ…
ここがまた魅力…
そんなことを楽しめる自分…
それもまた非常に面白いと思う…
今日この頃である。
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