連日の猛暑…
熱射病による救急搬送も絶えない。
先日のことであるが…
炎天下で汗を垂らしながら…
作業を行っていると…
工場長が何かを持って現れた。
「これ、どうぞ使ってください…」
手にはアイスベストなるものが…
私は思わず…
「こんなんいらわんわ～！」
と言ってしまった。
（しかも、ちょっと大声で…）
どうやら会社からの支給品のよう…
一応、最後は…
「ありがとうございます」
そう言って受け取ったが…
一度いらんと言った手前…
その言葉に感謝の意味はすでにない。
ちょっと…
悪いことをしたな…と反省。
（工場長には悪気はないのだ…）
各地での熱射病…
亡くなった方もいる。
そご時世にお茶を濁すというか…
「これでも配っとけ…」
みたいな情報が感じられた。
私的には…
ソフトとハード…
両面からの改善が望ましい。
ハードは勿論、建物などの改善。
炎天下で作業をしない…
または、しても…
日よけなどの緩和する措置をとる。
そして、ソフト面である。
こちらは仕事のやり方の改善である。
私の場合…
昨日は昼まで２時間半休みなしである。
客待ちを入れないなど…
時間的に切迫しない作業…
そして、適度な休憩時間を設ける。
今の状態であれば…
客待ちが来れば休憩時間など取れない。
炎天下…
マラソンをするようなものである。
しかも、客の多い土曜にワンオペ…
これでは倒れるなという方が無理。
生きているのが不思議なくらいである。
それがあってのアイスベストである。
（重いし、長時間保たないし…使えない…）
私は呆れて口が滑ったのである。
一体、上は何を考えているのやら…
どうやら私とは…
波動が違いすぎるようである。
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