輝く行動と未来の変化… | 空の宇珠 海の渦 

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-そらのうず うみのうず-
空海の小説と宇宙のお話

 

 

 

 

土曜日はクラブやチームの試合が多い。





駅や電車の中も雰囲気が違う。





私が電車に乗った時、ひとりの少年がいた。





私の息子と同じくらい…





おそらくサッカーの選手。





一人電車に乗って試合に行くようである。






偶然、同じ駅で降りることになった。





少年は私のすぐ前を歩いていた。




突然…




通路の登りの階段で、少年が少し屈んだ。





私はそれを見逃さなかった。





少年は落ちているゴミを、2つ拾ったのである。





レシートのような白い紙きれ。





それをこっそりと手の中に握りしめた。




そして…




駅の燃えるゴミの所に入れていた。





駅を出る時、その少年と目があった。






私はありがとうの意味を込めて、少年に会釈をした。





私は少年の後ろ側にいた。






もし、少年がそのゴミを拾わなかったら…





私はそのゴミを見逃していただろう。





しかも…




大人は誰も気づいていない。





輝く行動がそこにあった。





行動に移すことで、この世では未来が変わる。




それもかなり確実に変化する。




私が見逃さなかったのは、魅せられたのである。





「おじさんには出来ないでしょう?」




そう言われているようでもある。





これからを担う子供達…




なかなかやるものである。





余りに悔しいので…





帰りの駅で、ベンチに置いてあった瓶をゴミ箱に捨てた。





栄養補給剤の瓶…





どう見ても大人の仕業である。





子供に教えていただく…





あの子は天使だったのかもしれない。





完全に私達大人の負け…





行動自体に、良い悪いも大人も子供もない。





しかし、未来は確実に変化する。





その行いによって、エネルギーのシフトが起きる。





どんなにちいさな行動でも。





その行動は尊いのである。

 

 

 

 

 

 

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