予告登拝の結末part1… | 空の宇珠 海の渦 

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-そらのうず うみのうず-
空海の小説と宇宙のお話

 

 

 

 

太陽フレアの影響を気にしながら三輪山の登拝。




結局、予想より6時間ほど早く、地球に到達していたようだ。





私が三輪山に居た時は、既に届いていた事になる。





しかし…





三輪山の状況は非常に良かった。





大雨の後の晴れ、しかも人が少ない。




そよ風が吹き、今シーズン最良では?




そんな感じがしていた。


(逆にエネルギーアップするのか…?)





私は頂上でいつものようにチャージをしていた。




ぱらぱらと人は訪れるが、皆すぐに帰ってしまう。




一時期は、頂上貸し切り状態。




「今日の波動はちょっと贅沢やな…」




そう思いながら、木陰で座っていた。





すると、二人の女性が現れた。




身体から出ているオーラが、その筋の方のよう。




気になったので、私から声をかけた。




「どこから来たんですか?」




「奈良です…」




意外にも近くの方であった。




「二人とも感じる人でしょ?」




私が聞くと…




曖昧な返事。




私的にはちょっと信じられない。




「左手びりびりしてない?」




そう聞くと…




「両方してます…」




二人は姉妹。




そう答えたのは、お姉さんの方だった。




この場の状態を伝えると…




「ほら、さっき…」




二人で何かを確認している。




やはり、何かを感じていたことは間違い無い。




それで、あの曖昧な返事だったのである。




「右と左で陰と陽になっているから…」




説明すると…二人が確認しに行った。




「全然違います!」




帰って来て、お姉さんの方がそう言う。




私の思ったとおり、才能有りの方達である。




そこで、最後にエネルギー波動を見て頂いた。




しかし、ここで大きな誤算が…




私達が見ていた時に…




偶然、数組の女性陣が到着。




見ている後ろから…




「わぁすごい、見える!見える!」




8人ほどで見ることになってしまった。




こうなったら仕方がない。




全部まとめて面倒みるしかなくなった。





しかし…




ここでまた、大きな誤算が…




女性陣なら全員見られるだろう…




そう思っていたのだが…




一人だけ、見えない方が現れた。




このパターンは前にもあった。





何度か試みたが…




この女性には見えなかった。




「あんた、絶対信じへんもんな…」




その方のお友達が言っていた。




典型的な見えない方のパターン。




相当の頑固者のようである。





私的には、少し申し訳ないような気がしていた。




出来るなら、みんなで分け合いたいものである。




残念ながら…




彼女には見えないようであった。




その方達は先に山を降りた。





そこに、予告登拝を知って、一人の女性が登場。




久しぶりの再会であった。




しばらくすると、午後のラッシュが始まった。





奈良の姉妹に…




もう少し説明をしたかったのだが、




お祈りの邪魔をしてはいけない。




私達は、説明しながら下山することにした。




そして、この後…




意外な展開が待っていたのである。





続きは次回へ…





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