エネルギーを生み出す仕組み その3  波動宇宙理論17 | 空の宇珠 海の渦 

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-そらのうず うみのうず-
空海の小説と宇宙のお話

 

 

 

 

次は…



それとは逆のマイナスの状態である。

 

 


 

 

マイナスの出来事が起きると、




低いエネルギーを生む、マイナス要素が表面化する。




そして、出来事に触れる事により、低いエネルギーを生む。




それは自らの表面を伝わり、本来の自分に信号を送る。





「本当のあなたではありません…」




「ちがいますよ…」





すると、本来の自分から信号が返される。




本当の自分と今の自分…




その違い(ギャップ)に苦しみ、更に深みにはまるのである。





そして…




低いエネルギーに覆われ、波動を下げ、自分を見失うのだ。






仕組みは基本的に同じ働きをする。





良い悪いではない。





自分の中にあるプラスとマイナスの要素。

 

 

(ポジティブ要素とネガティブ要素)




それらが作用しているだけである。






しかし、ここに重要なポイントがある。





本来の自分に近づく事。




それが、高いエネルギーを生み出す鍵となる。





では、なぜ自分の中に…




低いエネルギーを生む要素があるのか?




それが、疑問として浮上する。




自らを高めるだけなら、必要ないはずである。





本来の目的は、魂のエネルギー量を上げる事にある。





本来の自分が求めているものか、そうでないか?




自らの自己表現ができているか、いないか?




遠ざかっているか、近づいているか?




それだけで事足りるはずだ。




理由は…




この3次元空間(この世)が二極であること…




それと深い関わりがある。




私はそう考えている。






私達は生まれてくる時、相反する要素を組み込む。





それは、個人個人で違うものである。





人霊はもともと「善」であるという。





ポジティブな訳である。




しかし、それだけでは…




物差しに目盛りがないのと同じである。




即ち…




ポジティブ要素と、ネガティブ要素…





この二極が目盛りの両端というわけなのだ。





そして…




この要素により、自分の中で世界が二極化する。




世界が極彩色のコントラストを持つ訳である。





善と悪…



光と闇…



陰と陽…





二極を感じるのは、自らに二極が存在するからである。





もともと、この世に二極的な要素はある




しかし…




それは、ただ存在しているだけである。





それを、具現化しているのは私達である。




そして…




要素(エレメント)は目盛りであると同時に、





別の役目も果たしている。





互いのエネルギーを生む引き金…




エンジンのピストンの様な役目を果たしているのだ。





ある意味で…両方なくてはならないもの…




私はそう考えている。






人が二極を持って生まれ来る理由。





それは…




極彩色のコントラスト…




「全てを味わいきる」為の仕組みでもあるのだ。






私達は、それぞれが『唯一無二』であり、





『誰かと同じ』ということは有り得ない。





それぞれが、違う宇宙に住んでいる。




誰かと比べる事などできないのだ。
 

 

 

 

 

エネルギーを生み出す仕組みは、シンプルである。
 

 



しかし…

 

 

 

これだけではない。

 



更なる仕組みが隠されているのである。




今回は…この辺りで…