次は…
それとは逆のマイナスの状態である。
マイナスの出来事が起きると、
低いエネルギーを生む、マイナス要素が表面化する。
そして、出来事に触れる事により、低いエネルギーを生む。
それは自らの表面を伝わり、本来の自分に信号を送る。
「本当のあなたではありません…」
「ちがいますよ…」
すると、本来の自分から信号が返される。
本当の自分と今の自分…
その違い(ギャップ)に苦しみ、更に深みにはまるのである。
そして…
低いエネルギーに覆われ、波動を下げ、自分を見失うのだ。
仕組みは基本的に同じ働きをする。
良い悪いではない。
自分の中にあるプラスとマイナスの要素。
(ポジティブ要素とネガティブ要素)
それらが作用しているだけである。
しかし、ここに重要なポイントがある。
本来の自分に近づく事。
それが、高いエネルギーを生み出す鍵となる。
では、なぜ自分の中に…
低いエネルギーを生む要素があるのか?
それが、疑問として浮上する。
自らを高めるだけなら、必要ないはずである。
本来の目的は、魂のエネルギー量を上げる事にある。
本来の自分が求めているものか、そうでないか?
自らの自己表現ができているか、いないか?
遠ざかっているか、近づいているか?
それだけで事足りるはずだ。
理由は…
この3次元空間(この世)が二極であること…
それと深い関わりがある。
私はそう考えている。
私達は生まれてくる時、相反する要素を組み込む。
それは、個人個人で違うものである。
人霊はもともと「善」であるという。
ポジティブな訳である。
しかし、それだけでは…
物差しに目盛りがないのと同じである。
即ち…
ポジティブ要素と、ネガティブ要素…
この二極が目盛りの両端というわけなのだ。
そして…
この要素により、自分の中で世界が二極化する。
世界が極彩色のコントラストを持つ訳である。
善と悪…
光と闇…
陰と陽…
二極を感じるのは、自らに二極が存在するからである。
もともと、この世に二極的な要素はある
しかし…
それは、ただ存在しているだけである。
それを、具現化しているのは私達である。
そして…
要素(エレメント)は目盛りであると同時に、
別の役目も果たしている。
互いのエネルギーを生む引き金…
エンジンのピストンの様な役目を果たしているのだ。
ある意味で…両方なくてはならないもの…
私はそう考えている。
人が二極を持って生まれ来る理由。
それは…
極彩色のコントラスト…
「全てを味わいきる」為の仕組みでもあるのだ。
私達は、それぞれが『唯一無二』であり、
『誰かと同じ』ということは有り得ない。
それぞれが、違う宇宙に住んでいる。
誰かと比べる事などできないのだ。
エネルギーを生み出す仕組みは、シンプルである。
しかし…
これだけではない。
更なる仕組みが隠されているのである。
今回は…この辺りで…