熊野三山。
熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社。
平安時代の中頃から貴族が参詣するようになったという。
一時は「蟻の熊野詣」というほど沢山の方が参られたようだ。
何度かこのブログにも書いた事があるが、
母は本宮の出身である。
熊野本宮大社とは目と鼻の先。
昨日、お墓参りも含めて熊野に行った。
今回は私一人である。
そして…
改めて、熊野の凄さを知った。
前の時は、その波動の高さに驚くばかり…
「こんな所があったんだ…」
地上の楽園。
その波動は全てを包み込んでいる。
三輪山に初めて登拝した時も、そんな感じであった。
今回はその経験を踏まえてどうか?
そういうことになる。
やはり…前回同様、十津川辺りから波動が変わる。
本宮に至っては「別格」である。
和歌山の実家、奈良の自宅、本宮。
ここ最近、短い間に3カ所の波動を体験している。
和歌山から奈良に来れば…
「やっぱり…奈良の波動は高いなぁ…」
そう思う。
しかし、本宮に行くと…
「ここは、(本宮)は別格だな…」
そう感じるのだ。
私にはすでに熊野への憧れがある。
「熊野に住みたい…」
最近はそう思うようになった。
今回はその足がかりである。
熊野の神と繋がってみる…
先祖と繋がり、熊野の神とつながる。
今回の目的はそれである。
先ず、熊野本宮に行ったのだが、様子がおかしい。
鳥居の前に、5台ほどのビデオカメラ。
どうやら何かのイベントがあるようだ。
案の定、社周辺は靄っている。
山伏の格好をした人が何人もいた。
一応お社にもお参りはする。
しかし、私が本当に欲しいのはそこの「場」である。
場を貸し切りにしてくれたら、思う存分楽しむ事が出来る。
そこで、太陽とつながって、足がかりを付けた。
しかし、本当の狙いは前の本宮があった場所。
大斎原(おおゆのはら)である。
ここが、大斎原…おや?何かがお出迎え?
ご存じの方もおられると思いますが、
以前のお社は水害で流されている。
今あるお社の場所は以前の「場所」ではないのである。
ここは訪れる方も少ない。
本当の「場」を貸し切ることが出来る。
行って見ると案の定。
人はほとんどいなかった。
少しの間、場を借りて繋がってみた。
やはり…ここは凄かった…
自らの想いも汲み取って頂けただろう。
本当はずっといたかったのだが、そうもいかない。
後ろ髪を引かれる思いで熊野を後にした。
熊野は、私の魂の故郷。
皆さんも、行って、見て、感じてください。
時間をとって、ゆっくり過ごす事をお勧めします。
オーバーチャージは覚悟してください。
それだけの「場所」であります。


