奇蹟の再会… | 空の宇珠 海の渦 

空の宇珠 海の渦 

-そらのうず うみのうず-
空海の小説と宇宙のお話

 

 

 

 

時には不思議な事が起きる…



共時性…シンクロニシティ…



それとは、少し違う様な気がしているのだが…




昨日、三輪山でのことである。



行く途中、珍しく信号で待たされた。



「何の時間合わせかな…」



ここで、私は確信する。



「今日は誰に遭わせてくれるんだろう…」



そう言う時は、必ず何かが起きる。




そのための時間あわせである。




そして…



六合目付近…



私が登っていると、前から二人の女性が降りてきた。



「まさか!!!!」



私は目を疑った。




遭いたいとは思っていたが、絶対来るはずの無い二人。



一人は、師が唯一認めた女性。



もう一人は、同時期に滝行をしていた女性。



実の所…



そのイメージは前回か、前々回の時に浮かんだ。



「そんなはず…ないわな…」



その時、私はそのイメージを却下したのである。




しかし…本当に目の前に現れるとは…




これは奇蹟という他に、表現しようがない。




却下したにも関わらず実現する。



それには、理由があるはずだ。





地球のエネルギー波動が上がりきったせいか、


三輪山の波動が少し気になっていた。



簡単に言うと、浄化しきれていない。



おかしいとは思いつつも、自分だけでは判断しづらい。




それで、誰か来ないかなと思っていた。



そして、今回の出来事である。



「どうでした、よかったですか?」


私は二人に聞いて見た。



二人は首を横に振った。



山の状態も、完全に把握している。



そして、私のような先入観がない。



希望的観測は持ち合わせていない。




「やはり…そうでしたか…」



知りたいことは全て教えてもらった。



必要な事は、必要な時に教えてくれる。



そう言う事かも知れない。




これは、私にとっては最高の形。



一番信頼の出来る方と答え合わせをする。



これ以上はないのである。




しかし…



ここまでしてくるからには、きっと裏がある。


それを知るには、少し時間が必要であろう。




本当に、不思議な出来事であった。



夢の中と言っても過言では無い。




地球の波動が上がり、シンクロが起きやすくなっている。



その証なのかもしれない。