喫煙と飲酒とスピリチュアル… | 空の宇珠 海の渦 

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-そらのうず うみのうず-
空海の小説と宇宙のお話

 

 

 

 

 

世界がん会議(World Cancer Congress)での話である。


2012年に飲酒が原因で発生した新規がん患者は70万人以上で、


がんの年間新規症例数の約5%、年間死者数の4.5%に、


アルコールが関与しているらしい。



注意すべき点は…


乳がんの診断例で、最も強い関連性があるらしく、


全がん症例の4分の1以上がアルコール関連を占めるようだ。



「酒は百薬の長」と言われているが、実体はこういうものだ。



薬は毒だ。


過剰摂取は身を滅ぼす。


だが、適量は身体の調子を整える。



酒もそういうことなのだろう。



だが、今回のように癌に関連があるとは知らなかった。


世界保健機関の専門組織であるIARCは、


発がん性物質に指定しているようだ。



喫煙については…


たばこを多く、長く吸う人ほど遺伝子に突然変異が起きる。


国立がん研究センターや理化学研究所など日米英韓の研究チームが、


米科学誌サイエンスに発表したそうだ。


遺伝子の突然変異が、誘発されることが明らかになった。



遺伝子の修復は常に行われているので、


それほど気にする必要は無いかも知れない。



しかし、酒もたばこも、それなりのリスクはあるということだ。



遺伝子については、解明されていない部分がほとんどである。


今後も研究が進んで行くのは間違い無い。


その度に、新しい事実が出てくるだろう。




スピリチュアル的な面に目を向けてみると…



何度も書いている様に、一番影響があるのは…


「感度が下がる」という事実だ。



身体の維持機能が解毒に回っている以上、これは否めない。


私の感覚では、常に風邪を引いているような感じだ。


酒は半日ほどで抜けると言うが、体感的にはそれ以上続く。



とは言っても…


なかなか止められるものではない。


私も「滝行」というきっかけが無ければ、今でも飲んでいただろう。



人にはそれぞれ目的がある。


「私は、何を体験するために、生まれてきたのだろう…」


この疑問は誰にでもあるはずだ。



この世には、体験をする為に来た筈である。


それが、3次元空間にいる意味だ。



体験をするためには「感じる」事が大切である。


その感度を落とす行為を自らで行う。


体験を20%OFFしているような感じだろうか?


損をしているのは間違いないだろう。



だが、無理に止める必要はないと私は思う。


それを選ぶのは自分だからだ。




しかし、私から一つ提案がある。


スピリチュアル体験をする前…


三輪山に登拝する前の1週間とか…


出来なければ3日だけ。


断ってみてはいかがだろうか?



目的があれば、人は変われる。



それだけでも、違う何かが感じられる筈だ。


3日断って、違う何かが起きたら…


今度は1週間…


と期間を延ばして行けば、楽しみながら違いを体験出来る。



これは、楽しいのではないだろうか?



この件については、私は体験済みである。



何かを変えて挑戦してみてください。



自らの世界が広がるはずです。



新たな答えが、見つかるかも知れません。



体験は自らを変える鍵です。



そして、誰にでもその力は存在するのです。