面白い出来事…が続く | 空の宇珠 海の渦 

空の宇珠 海の渦 

-そらのうず うみのうず-
空海の小説と宇宙のお話

 

 

 

 

最近、面白い事が続いている。


止まらないと言っていい。



先日、実家の和歌山からの帰り。


自動車専用道路を下りた所。


一般道路に曲がる手前で…



「そういえば、この前抜け道を…」


そう思った瞬間、後ろのトラックに抜かれた。



「これは!」と思い、トラックの後をつけた。


案の定、抜け道を教えて頂けた。



そして、次の日…



本を買いに行こうと思い、車に乗った。


すると…


以前知り合いの方が、スピード違反で掴まった映像が浮かんだ。


「これは、気をつけろと言うことか…」


そう思って自動車専用道路に乗ると…


覆面パトカーに出会った。


行きも…帰りも…


これは…これは…



そして、その日の夕方…


家の外で、女の子の泣き声がする。


泣き止まないので



「けがでもしたのかな?」


と思って外に出た。


ゴールデンレトリバーを連れたおじさんに


「あのこ誰?」と聞かれたが…


「さぁ?」


知らない子が三輪車に乗って泣いていた。


「どうしたん?」


と声を掛けた時、一人の女の人が現れた。


「お母さんですか?」


と聞くと


「いいえ…」


「どうしたん?」


私が聞くと…


「おとうさんと行きたかった~」


と泣いている。


「そうか、お父さんに置いて行かれたんか…」


そう言いながら、頭を撫でてあげると泣き止んだ。


「この子、近所の子です」


女の方がそう言った。


救いの神か…一瞬そう思った。


「じゃぁ、おばちゃんに連れてってもらうか?」


私がそう言うと…


女の子は大きく頷き、女の人と一緒に三輪車に乗って帰った。



これは私が行かなくても解決した問題かな…


その時は、そう思った。


だが、後であることに気がついた。



「行かなければ、後悔するような事が起きていたかもしれない…」


そう感じたのであった。



行って見て、何も起こらなかったのだ。


それでよかったではないか、と思えたのだ。



そう考えると…



全てに共通することが、



「起きる前に気付いている」という事実だ。



これはアセンションの前触れか…


それとも…渦中なのか…



他にも、面白いことが起こりすぎる…



「面白いものを見せてやる…」は


まだまだ続きそうなのだ。