わんちゃんとの出会い方 | 空の木ブログ

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空の木犬猫病院の日々のできごとや、身近なお役立ち情報をのせていきます。

本日2回目のワクチン接種が終わったAちゃんとKちゃんひらめき電球


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かわいいですね~ドキドキ

このコたちは、ヨーキーとダックスのMIX犬ですしっぽフリフリ



ふつうのおうちに生まれた兄弟犬なんです。
愛情たっぷりにかわいがっているおうちから、いまの飼い主さまのところへやってきました。


つまり、人にも犬にも存分にふれあってからやってきたことになりますキラキラ



実は飼い主さまは以前から「小型犬を飼いたい」と空の木にご相談に来てくださってました。
飼われていたヨーキーちゃんが数年前、高齢でなくなってしまい、またわんちゃんと暮らしたいということでした。



そして「どうせならペットショップではなく、飼い主を探しているわんちゃんとの出会いがあれば…」と。



里親会なども考えましたが、今回は偶然にもスタッフが以前勤めていた病院に挨拶に行った際、「飼い主募集」の貼り紙を発見アップ




それがこの、ふつうのおうちで産まれたヨーキーとダックスの子犬たちだったのです音譜

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(娘ちゃんも懐にいれる溺愛ぶり!)




「子犬たちがさみしくないように、できれば2頭」という希望まで叶い、おうちにやってきたAちゃんとKちゃん。
すくすくのびのび育っていますニコニコ




これはすごくいい出会い方だったと思います。

なぜかというと

1ヨーキーxダックスなので、推定される生活スタイルが飼い主さまに合っている。しかもヨーキーは飼育経験もあり。

2充分に母犬や兄弟犬とすごしてからおうちに来ている。

3充分に人とふれあってからおうちに来ている。

4迎え入れる準備を充分にしている。


もちろん譲る側にとっても、こうしてきちんと考えてくださる方のところへ子犬を渡せるというのは、うれしいことだと思います。
まさにウィン・ウィン合格


わんちゃんはひとくちに「小型犬」といっても、もとめられる運動量や性格は様々で、飼い主さまの生活に合わないことがあります。




また、ブリーダーやショップから購入される場合、母犬や兄弟犬と離れるのが早すぎて、充分な社会化ができず、さまざまな問題行動につながるといったことが、近年話題になっています。


譲渡時期について、一部法改正の適応にもなりましたが、やはりそれでも離す時期は早いと感じます。
売れ残りを考えるとあまり遅くもできないんでしょうねガーン




これからわんちゃんとの暮らしを考えている方、ぜひ相談にいらしてください。


品種をどうするか、購入場所はどうするか、何を用意しておくのか…


なんといっても「命をかう」のですから、事前にやることはたくさんあります虹



空の木は、これから飼おうと思っている方を応援します。

しあわせな暮らしがおくれるよう、お手伝いさせてくださいねクローバー