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きみちゃんから渾身のレポ、感想
送って頂きました
１部の最後に フォレスタ男声による
♪箱根八里 が演奏されました
アンコール オペラ「椿姫」より 「乾杯の歌」
男性フォレスタの演奏を聞くのは1ケ月以上振りなので、3月下旬とは
思えぬ寒さの中、背中にカイロを貼って勇んで行って参りました。
自由席でしたが4列目の見やすい席に座る事ができ開演を待ちました。
1部
今回は若手の女声音楽家のためのスペシャルコンサートに、男声フォレスタが
ゲスト出演という形です。
影山亜由子さん、村田藍さん、中井美内子さんが日本歌曲を其々3曲ずつ
歌われましたが、皆さん堂に入った物で、素晴らしい歌声でした
星野富弘さんと、なかにしあかねさんのコンビの曲は、別の曲ですが私も昨年
コーラスで歌ったばかりだったので、特に興味深く聴く事ができました。
フォレスタの女声も粒揃いですが、歌の上手な歌い手さんは大勢いるので、
この世界で生き残るのは本当に大変な事だわと、開演早々に感じました。
伴奏の林さんも、とってもお上手なピアニストさんでした
女声アンサンブルでの
小さな空の後、燕尾服に身を包んだフォレスタ男声が
颯爽と登場し、箱根八里を歌ってくれました。
何故ここで箱根なの?とも思いますが、私はフォレスタの歌うこの曲は
凛々しくて雄々しくて好きです。スカッとします。
2部
オペレッタ「こうもり」スーパーハイライト（日本語版）
コロナ真っ只中の2021年4月末に、琵琶湖アンサンブルの方達との共演で
行われた「こうもり」を見に行っていたので、かなり重なる所があり、次の
台詞も想像できたりして、前回以上に面白おかしく楽しむ事ができました。
ただ、時系列や劇中歌は相変わらずよく分からなくてすみません
石川和男さんのピアノ序曲の後、塩入さん扮するファルケ博士が怒りながら
登場。燕尾服のままなので、今回は全員衣装を着ないのかしらと思いました。
友人のアイゼンシュタインのせいで、皆から「こうもり博士」と笑い者に
された憎しみで「強欲で成金のアイゼンめ!!!復讐してやる
」と塩入さん。
なかなかカッコイイ怒りっぷりでした
。
そこへシルバーのスーツに赤のベスト、黒のスカーフを翻して澤田さん扮する
アルフレード登場。やっぱり衣装はありました(笑)
いわゆる元カノに、ああロザリンデ
とセレナーデを歌って口説く澤田さん。
甘い歌声、とてもお上手でした。
ロザリンデ役の影山さんは、とても妖艶でふくよかな良く響く歌声です。
ファルケ博士が竹内さん扮するアイゼンシュタインを舞踏会に誘うシーン。
牢屋に数日間入る事が決まっているアイゼンシュタインが、面白い髪型に鼻髭
を揺らしながら登場
ピチピチギャルが来ると聞いて髭ダンスをして喜ぶ竹内さんは、琵琶湖の時も
そうでしたが正にはまり役で、舞台狭しと踊り歌い、とても絵になりました
ファルケ博士はロザリンデ夫人と、女中アデーレにも招待状を渡します。
アデーレ役の村田さんは小柄で愛らしいのですが、女中の仕事のつまらなさや、
周りに内緒で舞踏会に行ける喜びを、表現豊かに綺麗な声で歌い上げました
再び澤田さん扮するアルフレードがロザリンデ夫人にオーソレミオを歌って
高らかに愛情表現をします。カタリカタリも少し歌われたのはこの時だったか
忘れましたm(__)m
そこへ大きな髭を蓄えた大野さん扮する刑務所長フランクが、アイゼンシュタイン
を捉えにやってきたので、ロザリンデ夫人は慌てて夫のガウンをアルフレードに
着せて、つまり澤田さんは大野さんに引っ張られて牢屋に入れられてしまいます。
「私は夫だ、おっとだ、おっとっと～
」と言いながら(笑)
オペレッタならではのギャグ等お笑いが満載です(≧▽≦)
舞踏会の主催者オルロフスキー公爵は所謂ズボン役の中井さん。
貫禄さえ感じる歌声・雰囲気でした
フランク大野もフランス人のシャグラーン男爵に化けて舞踏会にオレンジ色の
フロックコートでやって来て、リーダーお得意の偽物の薬売りのワンシーンが
始まります。ポケットから小瓶のFive-miniを取り出し、最前列のお客さんに
3万円と言って渡していました(´∀｀)
琵琶湖の時は、フランク大野と竹内アイゼンシュタインは、知ってる限りの
フランス語で、ボンジョルノ、ボンカレー、ロシア語はボルシチ・・と言って
笑わせましたが、今回はワコール、セシール、エト・・エト・・・干支は犬だ
と言って大爆笑でした
旧知の友のお二人は、お互いを知り尽くしていて、
とてもやりやすい雰囲気が見て取れます
舞踏会で仮面を被りハンガリー人を名乗る妻ロザリンデに、自慢の懐中時計で
誘惑を試みる夫アイゼンシュタイン。自分の妻なのに。
時計の二重唱は、「なにフォレ」で竹内さんと明未ちゃんが演奏されたのが
記憶に新しいです。
怒ったロザリンデは証拠の
懐中時計を取り上げ、ハンガリー民族舞踏
チャールダーシュを高らかに歌いあげました
大野さんは十八番の黒い瞳を自信たっぷりに歌います。
そして、看守フロック役の横山さんが満を持して登場です。
琵琶湖の時は猫背でハンチング帽を被って、アドリブで10分間喋り倒して
いましたが、今回は写真の様にYシャツ、ベスト、アームカバーに
ファイルを持って・・・
あの写真を見た大阪のけいこさんから、役所のお兄さんみたいと
返事が来たので、ホントにそうだわと大笑いしてしまいました( ´艸｀)
ファイルを見ながら、「牢屋に入っているのは、日本の み、み、三橋美智也の
歌が得意とか・・」と言うと、舞台袖から♪惚～～れ～～てと澤田さんの
歌声が・・(笑) ♪わ～ら～にまみれてよ～が聞こえると、横山フロッシュは
「あんたが達者でな!!」と切り返します。
そしてファイルをまた見て、「若手コーラスグループの若手の文字が消えた
フォレスタが、来週国際フォーラムでコンサートだと？あの会場で歌ってみたい
ものだ」など面白おかしい事を喋りまくった後「目が合ったら離さないで下さい」
と言って、横山さん自身が待ってましたとばかりのビーマイラブを熱唱し、
大喝采とブラヴォー
が飛び交いました。
余韻冷めやらぬ中、牢屋から出て来た澤田アルフレード。
ガウンと、更にブルーの縞々のニット帽を被り、先っぽにはピンクの星が・・
澤田さんの後ろ姿の写真がたまたま写っていたので、アップにして
ナマステさんに載せて頂きました。
その星を見て目覚めた澤田さんが歌う星は光ぬ
は絶品でした。
今回の澤田さん、台詞も歌も本当に最高に上手かったです
やっとあの後ろ姿の写真の解説ができました(笑)
ワッハッハと黒いマントを翻し「これがこうもりの復讐だ！」と高らかに笑う
塩入ファルケ、最後までカッコ良かったです。
ただ、塩入さんの劇中歌は何だったかわからなくて、ごめんなさい
メモがとても雑で理解に苦しむのですが、
シャンパンの歌が2回歌われたの
ですが、琵琶湖の時より更に凝縮されているので、どの場面だったか思い出せず
これまたごめんなさいですm(_ _ )m
しかし「こうもり」の内容とは全く関係のない曲が入って来るので、琵琶湖の
時はチンプンカンプンなレポをしてしまいましたが、今回はオペレッタならでは、
そしてフォレスタならではの喜歌劇をたっぷり楽しむ事ができました
今回、出演女声の写真を撮らせて頂くのを、すっかり忘れてしまいました
金澤のかがやきさんのブログには女声の写真もしっかりアップされていますので、
どうぞそちらをご覧下さい。
アンコールは乾杯の歌。シャンパンの歌の時は後ろの方で控えめにしていた
横さまも、この曲の時は前に来て溌剌と歌っていました。
女声3人も、やり切った感いっぱいの笑顔でした
伴奏はピアノだけなので、和男さんは2部は1人で大変でしたでしょう。
本当にお疲れ様でした
ロビーに出たら、メンバー皆さんがお見送りして下さっていたので、
とても嬉しかったです
看守役の横山さんは脇役らしく1番端にいて、写真の如くあくまでも
控え目で腰の低い横さまポーズでした。
澤田さんはガウンも帽子も付けたままで笑ってしまいますね。
このような日本語のオペレッタをフォレスタ全員で演じて頂けたら
どんなにか楽しく、ファンの皆さんも喜ぶ事でしょう。
2つの演目なら全員満遍なく出番があるのでは？な～んて勝手に
想像しています。
拙いレポで、理解し辛くてごめんなさい。 おしまい
写真の掲載は了承頂いております。
感想は暫くお待ち下さい
